爺様婆様に質問攻め~世界遺産・マサダの砦~
- カテゴリ:日記
- 2010/07/10 18:37:32
本日、足の治療のため腰椎牽引マシン・パステルシュワちゃんにお世話になりに行った。
今日は土曜日、午前中のみの開業なのでいつも以上の凄い人出。
患者さんの平均年齢、軽く70歳越えてそうだ。
さて、待合室には壁掛けのアクオスがあり、ちょうど世界遺産への招待、マサダの砦を放映していた。
始まったばかりで、興味をもって真剣にみていた。
マサダの砦は、ローマに反乱を起こしたユダヤ人が、最期に立て籠もった砦で、一年以上ローマの大軍相手に戦って自決した地だ。
ユダヤの民にとっては、聖地であり誇りの象徴でもある。
荒涼とした砂地にたつ砂岩の山にある砦は、なんだか物悲しげだった。
聖書を転記しているシーンでは、古式豊かな鵞鳥の羽ペンで、丁寧に書き写している。
実に正確な細かい作業だ。
ユダヤ民族固有の文字で、2000年連綿と聖書を手書きで書写しているのだという。
歴史の浪漫にひたっていると・・・。
「おお、これアラビア語やないか~♪わし、みたことあるねん」
と叫んだのは、虎グッズに身をかためた阪神ファンのおじいちゃん。
で、反射的に返してしまった。
「ちゃいます。あれはアラビア語やなく、ユダヤの言葉です」
敵対しているアラブの民の言葉など、ユダヤ人が使うわけがない。
ここから、まわりの爺様。婆様の質問攻めがはじまった。
「まさだってどこや?」
「なんでなちすがここにででくるの?」
「なちすとまさだってなんや?」
みなさん。この番組に興味もって見てたんだ(^^;)
でもね・・・ユダヤの歴史は簡単にまとめられんよ~www
病院で歴史薀蓄を披露するとは、思わなかった。
唯一つ、とても印象に残ったことがある。
立て籠もったユダヤ人が自決の順番を決めるための証拠と言われた名前の書かれた素焼きのタイルが、その後の発掘調査の結果、残り少ない食料を配布するための名札だったと解ったそうだ。
死を決める札ではなく、生きるための札だった。
最期まで生を諦めなかった、象徴だったということだ。
ソロモン王の時代、ユダヤの民は最も栄えました。
神と契約した民として、授かった大地の上で。
このはたから見たら伝説としかいえないことを、事実として今も考えてるんですよね…。
だからいくつも埋もれてしまった言葉や文化と違って、今も連綿と継承してるんでしょうね。
歴史オタクなので、ついついいらんことしいをしておりますw
私も専門外の話は、それおいしいの~?になりますよwww
好奇心はいくつになっても、なくさないでいたいよね~lこの爺さま婆さまのように^^
ええもん、みれました。
我が家のTVは不調なので。…しかし質問攻めにあうとはね^^;
日本が島国なのはラッキーです。
侵略からの最大の防壁となるましたからね、海は。
何千年も約束の地を離れてさすらったユダヤの人たちは、その執着とこだわりも凄いのでしょうね。
このままだと、また火種がおおきくなりそうや><
さて、明日はどこへ? 先行き不透明だからなあ~w
民族と共に滅んだ言語って、実はたくさんあるんでしょうね。にもかかわらず、歴史に埋もれず
自分たちが何者であるかを延々と語り継いでいる事に執念を感じました。
長い間失われていた死海文書を今でもフツーに読めるって、凄いですよね。
私なら質問されても答えらんない・・・(;¬_¬)
何歳になっても、いろんな事に興味を持てたらいいな~と思います(⌒ー⌒)
おじいと おばあの素朴な疑問・・ 微笑ましいです^^
世界の歴史を見るとき 日本が島国でよかったと思うのは 私だけですかね^^;
水に流すなんて 今更 できないんですよね~ きっと・・・
でも いつかは どうにかしないと 未来が 切ないです;;
しかし 明日は どこにいれたものやら ですねww
お疲れさま。
大丈夫なんですかw?
人のことはいえないけど、ご自愛くださいね^^
しかし、明日は、どこにいれたものやらw
深くてなが~~い暗い溝もあるなあ^^;
神に選ばれた民の誇りは、裏返したら国無き人の劣等感なのかもしれない。
だから客観視が難しいんだ ><
民族の誇りやら、こだわりやら、宗教やらに深く根ざしてるから…。
見た というか 見ながら二度寝した。
すまん^^;
追伸:takarinさんに一票♪ んで、明日も一票かww
日本人みたく、古いことは「水に流す」なんてゆる~い気持ちで
許しあわないと、どーしようもないと思うのは私だけ?
こういう世界遺産は、純粋に歴史として客観視して欲しいな~。
某聖地なんて特にそう・・・・。