6月の誕生石
- カテゴリ:日記
- 2010/06/30 23:37:20
また月末になりましたので今月の誕生石を紹介します。
6月の誕生石はやはり2つあります。
(1)Pearl パール (和名:真珠)
真珠は貝、特にアコヤ貝の仲間や貽貝の中で砂粒など異物の刺激に対する貝の自然的な防衛反応により形成される。
刺激物を包む様に分泌された、アラゴナイトの層である真珠層が積み重なって固い真珠となる。
この積層からの光の反射が、真珠特有の虹の色「オリエント・オブ・パール」と呼ばれる光沢となるのである。
真珠の養殖では、真珠の生成を促す為に異物をあらかじめ注し入れる。
養殖真珠の「挿核」は小さなビーズを核として用い、その周りに真珠層が分泌されるのである。
真珠の色は、白色、若干色みを帯びたものから、褐色、黒色まで変化に富み、貝の種類や水質によって異なる。
貝は酸、乾燥、湿気に敏感で、他の宝石と比べ耐久性が低い。
日本は世界へ向けて真珠を輸出するほどの真珠生産国である。
【科学組成】:炭酸カルシウム、コンキリオン、水
【硬度】: 3
(注)コンキリオン:10数種類のアミノ酸からなり、ごく微量でも肌の保水力を高めるといわれている。
『真珠に関するちょっとした話 』
女王クレオパトラの真珠1個で一つの国が買えた。
シーザーの後、ローマ帝国の実権を握ったアントニイはクレオパトラの関心をひく為に
贅をつくした宴を催し、どちらがより盛大な宴をはれるか競争する事になりました。
負けず嫌いなクレオパトラは宴に勝つ為に自分の宴会の時に自分のしているイヤリング
の片方を外し、ワイン(一説には酢)に溶かして飲んで見せたとの事です。
このイヤリングの真珠1個で一つの国を買えるほどの価値があったのでこれほど費用を
かけた宴会はない事を誇示した訳です。(注:本当は酢でも簡単には溶けませんから、
何らかの方法で砕いたか、丸呑みしたのかも知れません。)
世界最大の真珠は、ほぼ鶏卵1個の大きさ。
現存する世界最大の真珠はPEARL OF ASIAと呼ばれる真珠で、17世紀前半にペルシャ湾で発見された天然真珠で後に西太后がお守りとして肌身離さず持っていたと伝えられています。
大きさは76mm×50mm×28mmで重さは114gだそうです。
真珠のネックレスが出来たのは2300年前。
人類が真珠を使い始めたのは紀元前1800~2000年頃で地理的にはペルシャ湾、
インド洋と中国黄河流域であると言われています。現存する最古の真珠はイラン西部にある
ペルシャ王の冬の離宮であったスーサの遺跡から発見された一連のネックレスで、
今から2300年以上前の紀元前4世紀のものと推定されています。
真珠は健康、長寿の薬。
中国では昔から真珠粉末が健康、長寿の薬として飲まれてきました。
近年の研究でコンキリオンを含む真珠カルシウム剤は高血圧予防や動脈硬化予防また
ストレス防止にも効果があるということが解ってきました。最近では化粧品にも使用されて
います。
(2)Moonstone ムーンストーン (和名:月長石)
その神秘的な名が示すように、世界各地で月のパワーを秘めた石として崇められ大切にされてきました。
現在の『ムーンストーン』という名で呼ばれ始めたのは、1600年代からだといわれています。
その語源は、ギリシャ語で月という意味の『セレニテス』。
『月の満ち欠けに従い、その形も大きくなったり小さくなったりする』ことから名づけられました。
夢のような話ですが、これは真実と考えられています。
現在ある電灯などの強い光がない時代、弱い月の光でこの石を見ると、本当にそのように感じられるそうです。
昔の人々は、この不思議な現象に驚いていたのでしょう。
そのような伝承から古代インドでは"聖なる石"として聖職者が身につけたり、豊穣を祈って農具につけたりなど大切に扱われてきたようです。
また、ヨーロッパでは『旅人の石』として、旅に出かける際は安全を祈願して、この石を身につけたといわれています。
ムーンストーンは、古くから神秘的な月とのかかわりが深く、そのエネルギーを宿した石とされ、多くの人々に愛されてきたパワーストーンといえるでしょう。
「夜を照らす月の光が宿り、持ち主の 悪夢や夜に出没する悪魔を払う」
「ムーンストーンを口に含み念願をかけると願いが叶う」
数あるご利益の中でも、この二つが最も有名。
【科学組成】:カリウム、アルミ二ウム珪酸塩
【硬度】:6
〈各種資料から引用しました〉
指輪の内側に誕生石ですか!
変わった結婚指輪ですね。
SANAさんはおうし座だからエメラルドですか?
結婚指輪の内側に、ブルーダイヤを真ん中に挟んで
夫の誕生石と私の誕生石が埋め込まれています
私は中学校の頃から理数系になりました。
理科は生物を除き全般に好きです。
だからこんなブログになるんでしょうね。
ラピスラズリ:知らなかったので調べましたが青くてきれいな石ですね。12月の誕生石のようです。
水晶と一緒にすると柔らかいので傷がつくかもしれません。
効果は人が信じるかどうかでしょうね。
私はそのようなことはあまり信じていません。
まあ付けていないよりは付けていた方が気分がよいと思いますし、それで良いのではないでしょうか?
その時気になったことをコメントしてくれればこっちはうれしいです。
真珠の指輪残念でしたね~。
3月の誕生石の事は書いてますので
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=201952&aid=12503181
これを参考にしてください。
誕生石ってどうも宝石を扱う組合が決めているようです。
日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が制定した誕生石が古く、サンゴ(3月)・ヒスイ(5月)が追加されている。イギリス・フランスでは、水晶(4月)・カーネリアン(7月)が追加されている。実際の誕生石の由来や加護の是非に全く関係なく、宝石商たちの販売戦略に深く関わりがあるようです。
私も(↓華さんと同じく)、ディジタルさんのブログはかなり専門的で凄いなぁ~と
以前から思っていました。
で、またまた同じく、凄すぎてなかなかコメントが出来ませんでした。。。
私の好きな石は、ラピス・ラズリとアメジストと水晶です。
毎日、ブレスレットは身につけています。正直・・・効果は感じません(๑→ܫ←๑)
すごすぎてなかなかコメできなくてごめんなさい。
1度結婚式用にと思って真珠の指輪を買いましたが、1,2度着けただけでなくしました><
普段身に着けてないから、なくした事に気づいたのも大分後になってからで、それからは自分にはアクセサリー向ないと思い買わない様にしてます。
3月の誕生石ってなんですか?何故2つあるのでしょうか?