自分、自分、自分
- カテゴリ:日記
- 2010/06/25 16:02:26
……長い上に暗い話ですよブラウザバック推奨。
最近だるくて小説なんか読む気力もなかったんだけど、
今日ちょっと長めに寝たらだいぶ復活した気がして本を読んでみた。
したら、今時の若者を指して「肥大しきった自己愛」という言葉が出てきてドキッとした。
そういう言葉って、なんか自分のことを言われてる気がするんだよなあ。
で、そこからよくよく考えてみたんだけど、今のこの状況の原因って結局、
私の安くてでっかいプライドのせいじゃないかと思い至った。
物心ついた頃から、笑われるのが嫌いだった。褒められるのが好きだった。
そして人前で失敗するのを見せられないの。
いい子ちゃんらしく元気よく手を挙げて、大きな声で先生の出した問題に答えて、
それが間違っていようものなら耳まで真っ赤になって俯いてしまって、一日中ひきずって。
体育みたいな実技はもっとひどかったなあ。
水泳も鉄棒もマット運動もスキーも、初めてやることは失敗が怖くて固まっちゃう。
球技とかチームプレーは、私のせいで失点するのが怖くて中学からはずっと見学してた。
中学高校と、一度もプールに入らなかった。水着になりたくなくて。誰も見てねっつーの。
話しかけて応じてもらえなかったら恥ずかしいから、
新しいクラスではじっと話しかけられるのを待ってた。
ああそうだ部活も、失敗の積み重ねである練習を人前では出来なくて。
結局一番上達が遅いの。馬鹿みたいだね。
それで大会のメンバーに一人だけ選ばれなかったのを苦にやめちゃった。
先輩後輩の人付き合いが苦しかったせいもあるけど。
弱みを見せられないから、他のみんなみたいに先輩に上手く甘えたり頼ったりできなくて。
カッコ良くないことをしようとしない姿は、こうして客観的に見るとすごくカッコ悪い。
それで失敗する人を笑ったりするんだぜ。何様。
自分の考えを言えないのも、人前で喋れないのも、失敗が怖いから。
怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。
恥をかくのが怖い。笑われるのが怖い。傷つくのが怖い。傷つけるのが怖い。
綺麗なままでいたいのね。ずるい奴ね。
純粋培養されて肥え太った自尊心。結果として怠惰で鈍重。自意識過剰。分かってるの。
分かってる。失敗を恐れずに行動することが大事だって。
でもできないの。どうしたらこのどうしようもなく弱くて面倒くさい心と上手く付き合っていけるの。
それらも自分の一部だから、切り離したくないと思うのが間違ってるのかな。
物語に逃げたのも、お話の中でならカッコいいだけでいられるからだよな、きっと。
冒頭のその小説の中では、そういう肥大した自己愛を持つとして挙げられていたのは
涼しい顔で他人を蹂躙し、捕まりそうになるとヒステリックに自害しようとする重犯罪者だった。
私は今のところ、犯罪どころか他人の迷惑には極力なりたくないけど。分からない。
生きようとしないという罪を犯さない保証はどこにもないし。
どうやったらこんな自分でもちゃんとまともに生きていけるのかな。
……あー。ひきこもってると、じめじめと今の自分を責めて、
自分の内面をぼーっと眺めるくらいしかすることねーんだよな。
ネットはいい。他人と生の関わりを持つことなくいろんな情報が手に入る。からっぽだけど。
きっと私は我儘だから、自分の都合だけでは上手くいかない生の付き合いが苦手なんだ。
他人に迷惑かけたくないのも、きっとただ面倒くさいから。
結局私は自分、自分、自分、なんだなあ。どうしようもねーなあ。
すごいな
プライドかぁ
捨てろ! そんなもん
もっと意識レベル(デービット・ホーキング博士)を上げるんだ!!
プライドはね 175だよ
低いね もっと上げようね
そうするとね
変わるよ
世界が変わる
頑張ってね