インコの演歌はコブシがぐーるぐる!
- カテゴリ：ペット/動物
- 2009/02/13 10:11:16
最近は朝が早くなってきた気がするね。
光が降るのが冬の寒さにも回り道をしなくなったんだ。感じが良いよ。
自分の家は田舎だから、小っちゃくても庭があるんだ。(猿面で河豚体型の母ちゃんが「猫の額より小さい」と言っている庭だよ)
庭には小さな金柑の木が有るんだけど、去年あたりから生る金柑の実が急に甘くなってビックリ!
その前まで苦かったんで食べられなかったんだけど、ヒヨドリが去年から金柑の実を銜えるとプチッと摘んで食べていくんで(ヒヨドリの金柑獲りはうまいもんだよ)
「苦い金柑が美味くなったのかも?」と、我が家の金柑を食べたら美味くなっていたんだ。鳥の嗅覚ってすごいよね。
去年も今年も自分らで食べようかと思ったんだけど小鳥が美味そうに食べているのを見るにつけ自分の金柑でも食べらんない。
河童ハゲの父ちゃんも、猿河豚母ちゃんも、弟も、自分も、家族全員
「金柑なんてスーパーで売っているのの方が一流だ!庭の三流金柑なんか鳥にくれてやろう!」なんて、やせ我慢したっけ。
金柑が甘くなって一番喜んでいるのは我が家のアイドル、セキセイインコのピコだろう。
ピコも我が家の金柑は食べないが庭に友人が飛んでくるようになったからさ。
ここの所、目白が何羽か来ては金柑を食べながら綺麗なさえずり声で歌うんだ。
ピコはこの声を聞くとガガガと泣きのコブシ!
セキセイインコは人間みたいなお喋りは得意だけど歌声には難があるからね。
ピコの歌声って言えば風呂で唸ってる河童ハゲ父ちゃんの演歌のコブシみたい。
そんなピコの唸りに目白達は鈴を転がすような歌声で返してくる。
金柑を食べていく目白達の一宿一飯の恩義かも知れないが
ピコの演歌と目白のワルツの競演だ。
ピコと目白は楽しく鳴き合う。
ピコが居ると朝は良いよ。
