小説第16話中編
- カテゴリ:自作小説
- 2010/06/05 23:30:47
小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第16話『闇光対立物語』
中編
アメリ「本当に最悪な天気だ…そして最悪な天使だ…君は…」
イアル「あら、嬉しいことを言ってくれるのねあなたは」
アメリ「…悪魔みたいな天使…確かに最高のほめ言葉だな」
イアル「ふふっ」
???「わたくし、風の魔人、メテッド・マーナゲイルと申します」
アメリ「男の趣味変わったんじゃないか?イアル」
イアル「あら、この子女よ?私はあなたとその子供達にしか愛を注げないのよ」
アメリ「知ってる…イオルにも注げないのも知ってる…」
メテッド「さぁ、参りましょう我等が天使様」
イアル「えぇ、さ、一緒に、アメリ。」
アメリ「あぁ…。」
グリム「母さん…父さん…」
イアル「何!?」
エミリー「え?どこどこ?」
アメリ「や!」
エミリー「お、おじさん!、でその人達は?」
グリム「僕の母、イアル、そして風の魔人、メテッド」
エミリー「お、お母さん!?…は、初めまして!」
イアル「初めまして、グリムの母です」
グリム「母さん、僕はあなたの良き息子でしたか?」
イアル「もちろんよ」
アメリ「今までよくがんばってくれたな」
グリム「………イオル…」
イオル「お前、記憶が無かったんじゃ?」
グリム「…別れの時が来たかもしれない」
皆が心配して入ってきたときに、音の魔人も現れた。
アクア「い、一体なんなんだい?」
サンデス「か、カンナちゃん、いつの間にアクアリスに?」
アクア「さぁ、知らないわよ」
オリゴ「魔人が集ったからでやんすよ」
グリム「時は満ちた…予定は狂ったが、省略する」
グリムがそう言うとグランパシファールの遺跡に光が集中したかと思うと光が放出された。
ヴォル「ま、まぶしい…」
すると、でかい何かが現れ喋りだす
「我が名は、エルフ・ムスイカミ…1万年と2千年の時を経て今此処に甦ったところだ。時は満ちた…しかし、あらゆるものを省略しての復活…完全ではないがために今一度、生贄をそろえる」
グリム「しかしそれは、命を奪うことではない、安心しろ…」
イオル「ってことは私達が生贄になりに行くってことか!?」
アメリ「そうだ…俺達以外にも生贄になる者達はいる」
イアル「背中に刻まれている…見ることが出来るのはエルフだけ」
グリム「僕も見ることは出来ないけれど、感じ取ることは出来る、だから仲間を作れた」
「我は、ただ皆に危機が迫っていることを知らそうとして復活した、安心せい、命は取らぬ、ただ力になってもらう…」
そう言うとでかい何かは消えた。
でかい何かというのはエルフというのは分かっているのだがいまいち信じられない、故にこれからもでかい何かと呼ぶことになるだろう。
オリゴ「…なぜ、なぜグリム、あんたはいろいろ知ってんだ?俺でもあんたの5分の4ぐらいしか分かってないぞ?」
グリム「…彼が言う危機は僕の力の覚醒、開放なんだよ…」
続く
今日の戯言
『よっしゃ、四人そろったぞ!今こそ名乗るぞ我等の名を!』
以上!
トニー「赤あげて、白下げないで青投げる!作者四天王の一角、トニー!」
ビスマス「右手はグー左手もグー、拳を大きく突き上げて!作者四天王の一角、ビスマス!」
べべ「泣かぬなら、抱いてあげよう…作者四天王の一角、べべ!」
明日葉「散り急ぐ花の如くに生きていく…作者四天王の一角、明日葉!」
四人「我等!作者四天王、イグナイターズ!!」
アル「おいおい、なんだその戦隊モノみたいな名乗りは」
フロ「私達もやってみますかね?」
アル「やるか!!」
フロ「それってやりたいのかやりたくないのかどっちですか?」
続く
以上!!