■近代文藝之研究|研究|囚はれたる文藝(37)
- カテゴリ:その他
- 2010/06/04 00:18:32
■近代文藝之研究|研究|囚はれたる文藝 第八(2)
彼れが文藝上の地位は、一大驚嘆なり。凡そ古往今來彼れが如く時代を破り、彙類を破りしもの他にありや。當時歐洲が中世の長き眠りより醒めて、文藝復興の光りにより、ここに新鮮の天地を見たりし喜びは、おのづから映じて彼れが一代の作にあり。彼れの諸作を通じて見たる天地は、エリザ王朝のそれの如く、豐富なり、燦爛たり。廓寥として底に無限の淋しみを藏する中世の調子とは、おのづから類を異にす。加ふるに彼れが興味の中心の人間にありし、はた其の、事に逢へば直ちに之れを戯曲化し、客觀化する力の逞しかりし、凡て是れ近世的傾向の特色にして、ラファエロが第三期に於いて成さんとせし所のものを、シェークスピアは一代の事業として大成せるの觀あり。其の他『マクベス』、『ハムレット』、就中『ハムレット』に於いては、彼れまた近世の知識的傾向を最も明らかに表出したり。されども、彼れはまた矛盾の一面を有す。『ハムレット』『マクベス』の類より『眞夏の夜の夢』『あらし』の如きに至るまで、諸作に一貫して存するものは、一種の超人間興味なり。
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*註1:文藝
「文」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/bun_aya.jpg
*註2:驚嘆
「嘆」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/tan.jpg
*註3:他にありや。
原本では句点なく「當時……」と続いていたが、脱字と思われるので改めた。
*註4:諸作
「諸」の正字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/syo_moro.jpg
*註5:通じて
「通」の旧字体。「シンニョウ」は「二点シンニョウ」。
*註6:逢へば
「逢」の旧字体。「シンニョウ」は「二点シンニョウ」。
*註7:戯曲
「戯」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/tawamure.jpg
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■抱月『近代文藝之研究』を註記なしに通しで読みたいかたは、こちらをどうぞ。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/kbk_tobira.html
■このテキストの原本は国立国会図書館「近代デジタルライブラリー」収録の「近代文芸之研究 / 島村抱月(滝太郎)著 早稲田大学出版部, 明42.6」の画像データに依っています。
http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/871630/1
1時間もかけて説明してくださったんですかっ\(◎Д◎)/!
あ、ありがとうございます♪ 大変だったですね。
でも、それをちゃんと聞きながら、いろいろ質問していた弟くんに、驚かされます。
納得はできなくても、なんとなく好奇心を掻き立てられるテーマなので、
1時間もつきあってくれたんですね!
「あの時は、ぼくのことをアリさんの目の中のバイキン扱いされたけど……」
と、地球や宇宙のことについて、学校で教わる時に、
そういうことだったのか、と紫苑さんが話してくれた1時間のことを
思い出してくれると思います。
全部がわからなくても、「なにかこの世界は謎に満ちているみたいだ!」
と感じることができれば、それでいいのだと思います。
そう感じる感性のほうが、大切なような気がします。
「いい子にしとうけん仲間とよ!」……というのが、また最高にいい言葉ですね♪
楽しいご報告、ありがとうございました!
すなおで、愉快な弟くんに、よろしく♪
紫苑さんも、テスト間近なのに、ありがとうございました。がんばってください♪(⌒▽⌒)v
どうおも(思)ってくれているんでしょうね?
弟「いい子にしとうけん仲間とよ!」と・・・
4回にわたって本当に有り難うございます。
説明に一時間ww弟の考えも聞いていたらいつの間にか時間がたっていました。
そのなかの質問で弟が「なんで地球は丸いのに皆転がらないの!?」って聞かれてしまいました><
うまく説明できずに弟もあまりわからなかった模様・・・・。
あらためて説明の難しさに気づきましたっ。
本当にげるぞるさん有り難うございます!
どうしてか、というと、
パチンコだま(玉)と、どひょう(土俵)とおなじおお(大)きさのボールは、
やく(約)400ばい(倍)の、おお(大)きさのちがいがあります。
(ちょっけい(直径)で400ばい(倍)のちがいがあります)
そしてさっき、つき(月)とたいよう(太陽)のきょり(距離)のはなし(話)をしましたが、
そのきょり(距離)のちがいも、やく(約)400ばい(倍)です。
たいよう(太陽)がつき(月)の400ばい(倍)のおお(大)きさで、
しかも400ばい(倍)はな(離)れたところにあるから、それで
こちらからみ(見)ると、ほぼおな(同)じおお(大)きさになってみ(見)えるのです。
弟くんが、こんど(今度)またそら(空)をみ(見)あげているときに、
たいよう(太陽)をた(食)べているおうさま(王様)のすがた(姿)がおも(思)いう(浮)かんだら、
そのあとに、ちらっとでいいですから、
つき(月)をパチンコだま(玉)、
たいよう(太陽)をどひょう(土俵)のおお(大)きさのきょだい(巨大)ボール、
とおも(思)ってみてください。
そのとき、じぶん(自分)のた(立)っているちきゅう(地球)はピンポンだま(玉)です。
そして、弟くんは……アリ(蟻)さんのめ(目)のなか(中)の
ちっちゃなちっちゃな1ぴき(匹)のバイキンなのです♪
どひょう(土俵)のおお(大)きさのきょだい(巨大)ボールのたいよう(太陽)を
まいにち(毎日)た(食)べているおうさま(王様)は、
430メートルはな(離)れたところにころ(転)がっているピンポンだま(玉)の
ひょうめん(表面)にへばりついているアリ(蟻)さんの
そのめ(目)のなか(中)にいるバイキンなかま(仲間)の1ぴき(匹)の弟くんのことを、
どうおも(思)ってくれているんでしょうね?
では、ちきゅう(地球)がピンポンだま(玉)のおお(大)きさのとき、
たいよう(太陽)は、どこらへんにあるかというと、
なんと430メートルもさき(先)のちょう(超)とお(遠)くにあるんです!
ピンポンだま(玉)とパチンコだま(玉)を、1.1メートルはな(離)して、
テーブルのうえ(上)においてみてください。
そして、そのピンポンだま(玉)から430メートルはな(離)れたばしょ(場所)といったら、
いったいどこらへんでしょうか?
いちばん(一番)ちか(近)いコンビニかな?
ゆうびんきょく(郵便局)あたりかな?
弟くんのかよ(通)うことになるしょうがっこう(小学校)あたりかな?
ともかく、そんなとお(遠)くにある、すもう(相撲)のどひょう(土俵)のおお(大)きさの
でっかいボール……それがたいよう(太陽)なんです。
そして、このときの弟くんは、アリ(蟻)さんのめ(目)のなか(中)のちっちゃなバイキンです♪
430メートルはな(離)れたところにある、
どひょう(土俵)のおお(大)きさのでっかいボールですが、
でも、それをじぶん(自分)ち(家)のテーブルからながめ(眺め)ると、
あんがいとちっちゃく、み(見)えますよね。
テーブルのうえ(上)の、1.1メートルはな(離)れたパチンコだま(玉)とくらべると、
どっちがおお(大)きくみ(見)えますか?
いがい(意外)にも(意外)っ!
パチンコだま(玉)と、どひょう(土俵)とおなじおお(大)きさのボールは、
ほとんどおな(同)じおお(大)きさにみ(見)えるのですっ!
すもう(相撲)のどひょう(土俵)は、テレビでしかみ(見)たことがないかもしれませんが、
あのどひょう(土俵)のいちばん(一番)まんなか(真ん中)に、ひと(人)がね(寝)ると、
弟くんと、おとうさんと、おかあさんが、たて(縦)にいっちょくせん(一直線)に
なら(並)んでね(寝)ることができます。
でも、たいよう(太陽)は、ひらべったなものではなくて、
やっぱりボールのように、まるいかたち(形)をしていますから、
どひょう(土俵)をたて(縦)にしたおお(大)きさもあります。
た(立)ったおとうさんがあたま(頭)のうえ(上)に、おかあさんをの(乗)せて、
そのおかあさんのあたま(頭)のうえ(上)に、弟くんがた(立)ってもだいじょうぶな、
そんなまるい、ちょう(超)でっかいボール……それが
ちきゅう(地球)がピンポンだま(玉)のおお(大)きさだったときの、
たいよう(たいよう)のほんとう(本当)のおお(大)きさです。
ちきゅう(地球)……つき(月)……たいよう(たいよう)のおお(大)きさのかんけい(関係)は、
ピンポンだま(玉)……パチンコだま(玉)……すもう(相撲)のどひょう(土俵)のおお(大)きさだ、
というおはなしをしました。
「じゃあ、どうして、パチンコだま(玉)と
すもう(相撲)のどひょう(土俵)のおお(大)きさのものが
そら(空)のうえ(上)では、おなじおお(大)きさにみ(見)えるの?」
と、ヘンにおも(思)うかもしれません。
そのせつめい(説明)のためにようい(用意)しておいたのが、
「ちきゅう(地球)をピンポンだま(玉)のおお(大)きさだとすると、
つき(月)までのきょり(距離)・たいよう(太陽)までのきょり(距離)はどのくらい?」
だったのです。
ちきゅう(地球)をピンポンだま(玉)のおお(大)きさだとすると、
つき(月)までのきょり(距離)は、1.1メートルです。
アリ(蟻)さんのめ(目)のなか(中)のちっちゃなバイキンになって、
1.1メートルはな(離)れたパチンコだま(玉)をみ(見)たら、
ぼくたちがふだん(普段)み(見)ている
まんげつ(満月)のおお(大)きさにみ(見)えるはずです。
弟くんは、ちきゅうぎ(地球儀)っていうのをみ(見)たことがありますか?
テレビやマンガなんかでも、ちきゅうのすがた(姿)がで(出)てたりするから、
ちきゅう(地球)が、まるいかたち(形)をしているのはし(知)ってますよね?
そのちきゅう(地球)が、ピンポンだま(玉)のおお(大)きさだとすると、
ニッポン(日本列島)はピンポンだま(玉)のうえ(上)では
どのくらいのおお(大)きさでしょう?
こた(答)えは、だいたいアリ(蟻)さんのおお(大)きさです。
ピンポンだま(玉)のうえ(上)にへばりついているアリ(蟻)さん。
弟くんのす(住)んでいる、きゅうしゅう(九州)は、
そのアリ(蟻)さんのあたま(頭)ぐらいのおお(大)きさで、
ふくおかけん(福岡県)は、そのアリ(蟻)さんのかため(片目)ぐらいの(大)おおきさ、
とかんがえていいとおもいます。
ふくおかけん(福岡県)にす(住)んでいるひと(人)のかず(数)は、
500まんにん(万人)ぐらいです。
アリ(蟻)さんのめ(目)に500まんにん(万人)のひと(人)がす(住)んでいるいることを
そうぞう(想像)してみてください。
弟くんのすがた(姿)は、むし(虫)メガネでのぞいても、
ぜったい(絶対)にみ(見)つけることができないバイキンみたいなちい(小)ささです。
ちきゅう(地球)を、ピンポンだま(玉)のおお(大)きさにたとえたときには、
弟くんは、アリ(蟻)さんのめ(目)のなか(中)のちっちゃなバイキンです。
このときに、つき(月)のおお(大)きさがどのくらいかというと、
パチンコだま(玉)ぐらいのおお(大)きさ、というのがせいかい(正解)です。
パチンコだま(玉)のおお(大)きさがわからなかったら、
おとうさんのて(手)のこゆび(小指)のツメをみ(見)せてもらってください。
そのツメのよこはば(横幅)は、1センチぐらいだとおもいますが、
よこはば(横幅)ギリギリのおお(大)きさにえん(円)をえが(描)くと、
それがだいたい、つき(月)のおお(大)きさになります。
では、ちきゅう(地球)を、ピンポンだま(玉)のおお(大)きさだとしたばあい、
たいよう(太陽)のおお(大)きさは、どのくらいかというと、
すもう(相撲)のどひょう(土俵)のおお(大)きさです。
⇒地球をピンポン玉の大きさだとすると、月・太陽の大きさはどのくらい?
答え
月はスイカ(スイカみたいになるから!スイカ!・・だそうです、月の満ち欠けのことやら??)
太陽がテニスボール
蛇足ですが・・・雲が綿菓子だそうですw私もあまり理解できませんが・・・w
弟くんにもういっこしつもん(・_・;)?:
⇒地球をピンポン玉の大きさだとすると、月までの距離・太陽までの距離はどのくらい?
答え
地球から月まで100メートル!・・・きっとメートルの意味わかってないのかも・・・・。
地球から太陽まで100メートル!同じ
何か横で王様が太陽を食べて王様が吐き出す、すると月になる!って言ってます(><;)
弟は月と太陽をどちらも光るから!と言って同じものと考えているそうです。w