Nicotto Town


コロポックル


食われる苺の反撃!インコを倒す!


自分の家にはインコが居てピコって名前だ。
チビチビで可愛い黄色のセキセイインコだが、家族にランクをつけるのが困り者だね。
ピコが一番上に見ているのは大好きな弟だ。二番目がが河童ハゲの父ちゃんで世話してくれる母ちゃんは三番目に偉い、四番目はピコ自身でピコより下位が人間の自分らしい。
自分、セキセイインコより下です。
当然こっちより偉いと思っているピコはこっちの言うことはききません。何時も無視です。
ただ苺を手にした時だけは違うんだ!苺欲しさに、こっちにも低姿勢でウルウルのお目目で『欲しい!』を大アピール!
今日も苺を手にピコで遊んで食べさせてやったら喜ぶ喜ぶ。
でも急にケホケホしだして苦しみだしたからさぁ大変!
家の近くに動物病院があってインコを握って走っていった!
「インコの急患です!」
看護婦さんはカルテを書くのに名前を聞いてきたらピコはインコなんで苦しい息の下から
「ピコちゃん、ピコちゃん可愛い」と連呼、カルテには名前欄に『可愛いピコ』と書かれた。
コイツ可愛いも我が名前と思ってるんだよぉ。
先生に握られたピコは怒った声を上げたが体調が余程悪いのか迫力が無い。
先生はインコの喉を覗くと
「棘が刺さってる」と言った
「棘って何ですか!?棘って!?苺食べてただけですよ!」
「だからね。苺の棘が喉に刺さってるよ」と言われて何言ってんの、ヤブ医者と思ってしまったが本当だった。
苺は表面にあるゴマのような粒粒が種でタネには毛のようなものが生えている。
ミリ単位の苺の毛が刺さったんだ。
セキセイインコって本当に小さいんだぁ。
ピコは獣医さんに喉にあった苺の棘を抜いてもらって直ぐに元気を取り戻した。
そして失礼にも獣医に大きな声でガーガー鳴いてつぼめた羽を体から持ち上げる怒っているポーズまでした。
助けてもらった先生ににその態度は人類の霊長を舐めてるね。
「怒んないの!」と叱ったらこっちにも怒って鳴く鳴く!
怒ってるのに!苺に反撃されたのに!家に帰ってくると又ピコは苺を食べてるんだ。
懲りないなぁ。




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