ゴシックって何?(長文注意?)
- カテゴリ:日記
- 2009/02/10 03:22:48
なぜヴァレンタインにゴシックなのか?
そもそも「ゴシック」って何じゃ?
という声がちらほら聞かれる(正確には、見られる)ので、ちょっと調べてみた。
まずは、辞書から。
ゴシック【Gothic】
(「ゴート族の」の意)
ゴシック式の略。
活字の書体の一。一様に肉太なもの。ゴチック。
ゴシック‐しき【―式】
ロマネスクに続く中世西ヨーロッパの美術様式。12世紀中頃北フランスに興り、各国に伝わってルネサンスまで続く。建築が主要な様式で、天井は肋骨で補強し、壁は先のとがったアーチと組み合せた柱で支える。建物は高く、窓も大きい。寺院建築に多く、シャルトル・ランス・アミアンの大聖堂やパリのノートル‐ダム大聖堂などが著名。ルネサンスに近づくに従って、彫刻・絵画は写実的になり、やがて建築から独立する傾向をもつ。
ゴシック‐しょうせつ【―小説】
中世の古城などゴシック建築物を舞台に恐怖・怪奇を主題とする物語。18世紀半ばから19世紀初頭のイギリスで流行。
(「広辞苑 第五版」より)
「ゴシック」は建築や小説や文字に使うらしい。
では、「ゴシック服」って、何だ?
『ゴシック・ファッションはファッション様式。もとはゴシック小説や映画に登場するキャラクターのような服を着たのが始まり。 』
『元来のゴシック・ファッションは、ゴシック小説やゴシック小説を元にした映画に登場する中世の貴族ような服装を指し、ロングドレスにコルセット、スーツ、クラシックなシャツにパンツ、タイやロングブーツなどを身に着ける。ほかにも悪魔や魔女吸血鬼などを連想されるアイテムが好まれる。』
『ゴシック・ロリータ ファッション(ゴスロリ)ゴシックから派生した日本のサブカルチャー。ゴシックとは異なる。』
やっぱりウィキペディアはサブカルチャーに強いなあ。
『ゴシック・アンド・ロリータは、ロココスタイルのような中世の貴婦人を思わせる幻想的な装いを特徴としており、ストリート・ファッションでありながらも西洋の伝統や文化を継承しようとする姿勢を持っている点が独特であるが、一般には不気味なイメージで認識されており職場や学校へ着ていくことはできないと考えられている。また20代、30代になると着られないと考える者が多いため愛好者は20代までの若い層が主である。』
えーと、まとめると、
・ゴシックは、中世の教会建築のこと(「ニコリーナ」の服は、ここに由来?)
・中世を舞台にした小説や映画の流行→中世風な衣装がファッションとして認知(男性のPコインアイテムは、ここに由来?)
・ゴシックファッションが(音楽とともに)ストリートに雪崩出てゆき、ロリータと化学反応→ゴシック‐ロリータ(女性のPコインアイテム)
……まあ、もともと要望が多かったのは、「ロリータ」だったんだけどね。
運営さんが頑張ったのは、評価しましょう。
あ、なんでこの時期か?
バレンタイン‐デー【St. Valentine's day】
(聖バレンタインは269年頃殉教死したローマの司祭) 2月14日。聖バレンタインの記念日。この日に愛する人に(特に女性から男性に)贈り物をする。日本では1958年頃より流行。
(「広辞苑 第五版」より)
ゴシックってクラシックな洋服という
認識しかありませんでした^^;
勉強勉強^^
まとめとっても参考になりました、ありがとうございます~^-^☆
ルネッサンス~(*^ー^)/▼☆▼ヽ(^ー^*) チン♪
ひげ男爵しか思い浮かびません、トホホ。
素敵な知識ありがとうございました!
私ならこんなことする集中力は
ないですもん・・・
ステキな知識をありがとうございます。
友達に自慢しよ。
ひとつ賢くなりました。
それから、269年というと、ロ-マ帝国はクラウディウス・ゴティクス帝
の時代ですね。
ゴティクスというのは、「ゴ-ト族を征した者」という意味の
あだ名だそうです。
ゴシック=ゴスロリ的な感じでしたので
正しい起源を知ることができました<(_ _)>
確かに、多くの方が希望していたのはゴスロリでしたね・・・・
頑張ったんですよね・・・・・
もうすぐ、3月になろうとしているのにスノボーとは・・・
これってどうなんでしょうか?
ありですか?なしですか?
こうやってまとめていただくと、とってもわかりやすい!
そのうちインテリアにもゴシック風のアイテムが入荷するんでしょうか?
ロリータとの化学反応、さすがまぷしゃん、うまいこと言うナァーーーw