Nicotto Town



最近すいません;№15です;



 何を言おう…

   どうやって伝えよう・・・・


  内心八雲
  №15  何を話そうか。


 「ここだよ。」

 新に連れられて、要と昴は新の部屋に来ていた。
 2人ずつ部屋が決められているのだが、誰となのだろうか。

 「お邪魔します…」
 「あ、新。誰とここいるの?」

 要が口を開いたとともに昴は話した。

 「あぁ。星だよ。星が茜と2人でいたら何するか分かんないからってさ。」
 「そっか…星らしいね。」

 昴は自分がホッとしているのに気付き、嫌になった。
 要は自分は帰ってもいいのかと考えていた。

 「あ…茜は何処行ったの?」
 「んー…どこだろね…?たぶんコンビニとかだろうけど。」
 「そっか…じゃあ星は?」
 「あぁ。たぶん隣に凛が居るから凛ところ行ってるんじゃない?」
 「え…凛って星とずっと仲が悪かった…?」
 「そうそう。なんかね好きなゲームの話で前盛り上がってから仲良いよ?」
 「へ~なんかあり得ないけど…よかったね…」

 要は頑張って新と喋ろうとしている昴を見て、心底<頑張れ>と思った。

 「…茜。もうすぐ帰ってくるから喋っといで。
 待ってる間こちらの殿方と喋ってるからね?」
 「え…」
 「へ!?あ、うん‼でも大切な人だからいじめないでね?」
 「わかってるよ。行ってらっしゃい。」

 要は勝手に話が進んでいるのと昴に<大切な人>と言われた事とで
 同時でびっくりした。

 ≪ガチャッ≫
 「行っちゃいましたね…」
 「だな。そういえば俺の事知ってんのか?」
 「もちろんですよ。槻唄先輩。」
 「それはそれは…でも俺はあんまりお前らの事はしらねェし…」
 「僕は志方新です。弟は志方星…」(しかたあらた(しかたせいや
 「へ~…で、今でも彼女とは上手くいってんの?」
 「なんでも知ってるんですね…はい。すばるの事ありがとうございますね」
 「あ?俺はなんにもしてねぇぞ。」
 「してますよ…先輩がすばるの泣く場所になってくれてるんだなと思って」
 「あぁ…まあ俺が泣けって無理に泣かせてるんだけど…」
 「いえ…昴は絶対泣かない子でしたから。
 泣く場所が出来て安心してると思います。」
 「お前は保護者か…星って奴。本当は居るんじゃねェの?この部屋に。」
 「…さすが眼鏡。」

 初対面なのにもかかわらずそんな事を言いながら登場したのは星だった。
 星は新が座っているベットの下からにゅっと顔を出した。

 「はぁ…お前はどうなんだよ…星…だったっけ?好きなんだろ?」
 「呼び捨てで良いですよ。好きですよ…それがなんですか…?」
 「いや。ただそんなにすぐ切れる感情なのかなって思って。」
 「あぁ。星は絶対相手優先なんで。」
 「へぇ…なんだかんだで俺もなんだけどさ…」
 「槻唄先輩。」
 「へ?」
 「昴を…お願いしますね。」

 ベットの中から聞こえたその声はすぐにきえた。
 しかし要の耳にはちゃんと入っていて、ちゃんと返事をした。

 「俺は支えるだけだ。お前ら双子より頼りねえけどまあ頑張るよ」
 「「大丈夫ですよ。眼鏡はよく見えますから。」」
 「あのさ…そこハモるとこじゃないだろが…」


 男子は丸くおさまっていた。
 その間に昴は真実を知る…

 終わりそうですけどコンクールまでですよww




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