タイタンの戦い
- カテゴリ:映画
- 2010/05/19 22:16:03
今年15作目の映画舘鑑賞。
ギリシア神話の英雄ペルセウスの物語を題材にした1981年の同名スペクタクル・アドベンチャー映画
『タイタンの戦い』のリメイク。
CGクリーチャーとギリシア神話風モチーフ(&聖闘士星矢コスプレ)を楽しむアクション映画だろうと
観に行ったのですが、思っていたよりペルセウス(サム・ワーシントン)はかっこよく見えませんでした。
でもその代わり、ペルセウスと共に戦うおじさま戦士が萌えどころというか、私のツボでした。
マッツ・ミケルセンのファンは必見です。ものすごくかっこよいです。
お金のかかった古風な大作調B級クリーチャー・アクション映画といった趣で、楽しく鑑賞しましたが、
そこに感動や興奮はありません。
キャラクターは薄っペラです。キャラクターを要求する映画では無いと思うので、それでいいんですが、
ストーリーは穴だらけで単純なヒーローものとしてすら成立していなくて、説得力にも欠けるし、
CGクリーチャーも単なる映像にしか感じらず、なにもかもあまりにも中途半端に感じました。
面白かったですが。
ギリシア神話の神々のまるで迫力のないすごく安っぽい感じがおかしくて、楽しかったです。
3D映像では違って見えるのかもしれませんが、神々のキラキラの甲冑はアルミ箔の輝きのようです。
ペルセウスがいきなりおっさんになるのにも、笑ってしまいました。あのキュートな男の子はどこへ~?
地元では3D吹替版か通常字幕版の上映しかなくて、3Dはあまり評判はよくないようだし、
もとは2D映画で3Dは後付け加工ということなので、心置きなく通常字幕版鑑賞しました。
もしも3D字幕版を鑑賞できていたら、3Dのメガネや目の疲れの不快感の方が上回りそうですが、
それでも、マッツ・ミケルセンのかっこよさで、3Dの不快感はカバーされそうな気もします。
時間が合わなければ行かないつもりでしたが、結果、映画舘で鑑賞できてとてもよかったと思っています。
レディースディのガラガラの映画舘で、気力体力低下中にだらーんと鑑賞するのにはいい感じでした。
★★☆【Crash of the Titans】2010アメリカ
下を行く感じです。軽いというより物語が成立していません。とってつけたように葛藤してますが。
どうも、中身が軽そうで頂けない。
せっかく、いい俳優使っているのにもったいないなぁ。
面白かったけど、最新のCG技術をもっと他の効果に使ってほしかったような・・・(笑)
>あぱんサマ ギリシア神話の世界に間違って入り込んだような浮きまくりの
坊主頭ペルセウスの違和感が、最後まで消えませんでした。それはそれで面白いけど。
>まかろんサマ メデューサは少し気の毒でした。 派手なCGではあるんですが迫力はないです。
ユマ・サーマンのメデューサを見ていなければ、もう少しマシに思えたかもしれないです。
>tkgサマ 小学生でも今時の3DやCGに慣れていたらキビシイかもしれないですね。
旧作には、映像技術的に末期だったかもしれないけれど、特撮のパワーがあったと思います。
>ウリ☆さま うーん。通常版からの想像では、3D加工するかいはなさそうな感じでした。
最初から3Dとして作った映像ではないからなのかは、わかりませんが。
あのガメラみたいなのがどこまで飛び出してくるのかなと気になってます。
でも、今の小学生とかがこれ観たら面白いんだろうな^^
3Dで観て損した気分w
ギリシャ神話も好きですし、おっさんペルセウスも気になるところですw^^w
言ってるのがあるけど、実際見てみると、理屈抜きの意味を履き違えているよ
うなのがよくあります。
SFだからとか、ファンタジーだからとかいっても、やっぱり、その映画の設定の
範囲を逸脱したり、矛盾があったりすると、一気に興が冷めてしまいます。
ストーリーは穴だらけって、そういうことなのかなぁって、勝手に思いました。