新小説第14話前編
- カテゴリ:自作小説
- 2010/05/14 23:06:16
新小説プロジェクト(?)第1作品『気分は雨時々曇り後晴れ―非日常の世迷言―』
第14話『人形』
前編
私は怖かった、月夜があんなにカリカリしている姿を見るのが、怖くて私は帰りに誘えずにいた。
飛花里「どうしたんです?」
眸「帰りの誘いに来たんだけど…」
飛花里「月夜様…があの様子では…誘いにくいですね…」
諒子「どうしたのぉ?2人ともぉ」
眸「シー」
諒子「あ、分かった誘うんだね一緒に帰ろうって、私に任せて!」
誰なんだ…あの2人の東城は…東に沈む城なら知ってる、けど2人もいたのか?…
諒子「おっす!」
月夜「あぁ、諒ちゃんか」
諒子「あの時はありがとね、ずっと看病してくれて」
月夜「何のことだ?俺は知らないがな…」
諒子「嘘だ、嘘ついちゃいけないんだよぉ」
月夜「思い出した、あの時の小娘か」
諒子「小娘って何よぉ、同じぐらいだったじゃないのさ」
月夜「で、そこで何こそこそしている?飛花里、眸。」
眸「一緒に帰ろうと思って…」
月夜「そうか、すぐに準備する。」
諒子「やっぱり、2人は特別なんだね」
月夜「何がだ?」
諒子「だって2人は呼び捨てだもん、呼び捨てってことは特別なんでしょ?」
月夜「…俺は知らん…」
諒子「またまたぁ」
月夜「なぁ、眸」
眸「何?」
月夜「お前の母親の名前は?」
眸「えーっと、宵月…分からないよ、幻狼に聞かなきゃ」
月夜「そうか、ちょうどいい一緒に帰ろう」
飛花里「眸さんのお母さんが何か関係あるのですか?」
諒子「きっと関係があるよ、たぶん東に沈む城と西に浮ぶ城の」
月夜「な、なぜそれを知ってる!?」
諒子「…知ってるよ…東城家と西城家…でしょ」
月夜「だから…なぜ知ってる?」
影夜「そりゃ、知ってるよ、俺っちが教えたんだからよ」
月夜「そうか…なら人形の事も教えたんだな」
影夜「それは自分から言わないと」
月夜「とにかく、今は帰ろう、幻狼のところにこの5人で」
黒羽「ま、待ってください代理、私も参ります。」
眸「じゃ、6人だね。」
飛花里「そうですわね」
月夜「んじゃ、行くか!」
諒子「レッツらゴー!」
等々力「お、俺は…?」
優岐「まぁここは我慢しましょう、ね。」
続く
今日の名言
『光に向かって歩くんじゃない、未来に向かって歩くんでもない、今に向かって歩くのだ』
以上!
最近ちょっと時間と文章力が尽きてきてます。
皆僕に元気を分けてください!
以上!!