Nicotto Town


およよ・れおポン


ねえねえ

ぼたぼたと 雨音が大きい

具象の無い記憶

ただ
 春が終わった と
  ささやく

ふいによみがえる匂い味
そのように

春が終わったと伝える声


夏はまだ 遠いのに


声は くりかえしくりかえし

ささやくだろう

 夏が来る
  そう叫ぶ日まで

ぽたぽたと

なにをささやく


四季に数えてもらえない

   ささやきの季節

#日記広場:小説/詩

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2010/04/29 00:22
いろいろと季節の音はあるのかもしれない。
蝉の声も、夕立の大粒の雨、稲妻、それは夏の音かもしれないし、
虫の声は秋の音かもしれない。

でも、これらの音は、季節そのものの声ではないような気がする。

虫の声は虫の声であって、季節の一部分ではあるけれども、季節そのものの声ではないような気がする。

しかし、梅雨時の雨音は、つゆそのものの声のような気がする。
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2010/04/28 23:39
梅雨の情景が思い浮かんできます。
春夏秋冬に括られることはないけれど、それでも確かな自然現象なんですよね、梅雨は。
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2010/04/28 23:34
休憩時間なのかも・・・w
ささやきの季節・・・いいですね^^
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2010/04/28 23:27
昔から不思議
つゆほどはっきりした季節が、なぜか季節に数えられない。
春の後編なのか、夏の前半なのかもよくわからない。
僕としては、「春の仲間」なのだろうと思う。
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2010/04/28 22:13
四季に括られ無くても、季節を感じる瞬間はあちこちにありますね。
ふとした時に気付く事の、何と多い事か。
こぼれ落ちそうなモノを書きとめるのは、素敵な事だと思います。^^




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