ムードメーカー
- カテゴリ:仕事
- 2010/04/24 15:17:25
春休みに2年生を受け持った時に、クラス分けの厳しさを実感した感想を
ちょっと書いていたと思います。
新学期から受け持っているのは、中学1年生です。
彼らも同じような意図で、2クラスに分けられています。
トップ校を目指す、普段から成績が良い子たちのクラスと
部活なども頑張りながら、受験のコツがわかればなぁという、普通の子たちのクラス。
(講師の間では、けしからんことに「上のクラス」「下のクラス」と、コッソリ呼んでいます)
2年生では、その差が大きく開いていて、同じ授業内容では対応できない様子でした。
1年生も、徐々に修正していかなきゃならないのだろうと思いながら
昨日までで、6回講義をしてきたのですが・・・・
なんと、2クラスの間に特に差が無いということがわかってきました。
中学生としてスタートを切ったばかりだから?
クラス分け以前に、全体の粒が揃った学年なのでしょうか?
どうやら、それ以外の原因があるらしいことが、だんだん見えてきました。
どうも、この学年の「上のクラス」の成績を引っ張っているのは女子が多いようです。
さすがだなと思える理解力の女子が3名ほどいます。
面白い男子も2名いますが、とても大人しいキャラクターなので
クラスを先導しているのは女子なんです。
対して、「下のクラス」の方は男子が牽引しています。
小学校時代に(必要無かったので)全く勉強をせずにやってきて
今も、どちらかというと部活や遊びの方に気がいっているけれど、地頭が良い男子が3名ほどいます。
しかも、3名とも個性は違いますが明るいキャラクターです。
彼らがムードメーカーになっているので、全体のノリが良いのです。
2年生は「上のクラス」の方に、飛びぬけて面白いムードメーカーの男子が1名いたので
より、その差が開いていったんだと思います。
中1の女子がムードメーカーたり得ないのは、先に大人になって他人の目を気にするようになるからでしょうね。
顔を上げて、良い表情で聞いてくれてはいますが
思わず合の手を入れたり、「えええ!?」と表情を変えて座りなおしたりというような自由な振る舞いは
まだまだ、子供の匂いがする男子の方が素直に表に出すのです。
実は、昨日は、その前の水曜日の講義の時に
「下のクラス」の三人衆の中でも、特に回転の早い面白い男子が発した質問をキッカケにして
とても楽しい講義を行うことができました。
その内容については、明日のブログでご紹介します。
この3週間、彼らを観察していて、ちょっとした計画が生まれてきました。
「下剋上計画」
1年が過ぎた頃、「下のクラス」が「上のクラス」を凌駕していたら
面白くないですか?w
そうそう、バケツさんにもバレてたけど、そういうことなのよw
やる気を出すキッカケとして、競争心はわかりやすいじゃないですか^^
予定通りの枠の中で、予定通りの勉強をして・・・ってことじゃ
塾の環境に適性の無い子は、伸びないですからね。
なんだか、ムキになって頑張った記憶って、素敵な思い出だと思います。
一石三鳥と言えるような、良い体験になってくれると嬉しいけどねぇ^^
>KINACOちゃま
上手くいくと良いけどねぇ^^
2クラスで競い合って、最初の区分を打ち破るのって
結構、夢中になれるし、快感を伴う良い経験になるはずと思っています。
上手くのせなきゃねぇ・・・頑張ろうっと♪
バレバレ?w
漫然と時を過ごすよりも、刺激があった方が楽しいじゃないですかw
杏花さんのコメントのお返事にも書きましたが
実は「上のクラス」の担任は、室長なんです。
ちょっとざわついて、良い監事で切磋琢磨してくれれば
思惑通りなんですけどね^^
>Lolaさん
笑いながら講義する、困ったオバチャンのことは覚えていてくれるかもw
とにかく、やる気のスイッチが入れば、子供の能力は本人が自覚しているよりも
ずっとずっと高いですからね^^
ご家族も、塾の講師たちも、本人さえも驚くような伸び方をしてくれると良いなぁ・・・・
実際、彼らは面白いんです^^
子供たちの、ひとりひとりの個性が、教室の空気に乗って伝わってくると
楽しくて楽しくて、思わず笑顔になります。
彼らも、楽しそうな表情が、だんだんと自然に出始めました。
楽しんで学んで、最初の目標は受験であっても
同時に、一生役に立つ知識のベースを得たり、いろんな場面で生きる知恵となれば
同じ教室で、時間を共有した意味がありますよね^^
やはり、一方的に喋る講義よりも、双方向のキャッチボールで
参加型の授業になった方が、印象は深いと思います。
せっかくの質問を活かしたり、合の手を入れやすい雰囲気を作ったり
それも、講義の大事な要素だと思っています。
>山鳥さん
(゜ー゜)(。_。)ウンウン
男の子は、体力がありますし、凝り始めたら集中力があるので
まず、面白がってもらえれば、ぐんぐん伸びるはずなんです。
なかなか、楽しい展開になりそうですね^^
そそ、失礼な隠語で呼び分ける講師のみなさんにも
目を覚ましていただこうという計画なんですwご明察です。
実は「上のクラス」の担任は、室長(塾の各所にある教室の責任者)なんです。
彼の面子にかけて、逆転は許せないでしょうから
どんどん発破をかけて、面白いことになると思っています。
順当に、「上のクラス」の子だけ予定範囲で伸びて、お利口さんに自習もして志望校合格して
「下のクラス」は、そこそこのところに引っかかってホッとするという展開では
せっかく、しんどい思いして塾にきている意味が、ちと不足かな?とw
楽しみにしています^^
>仏躇斬込隊長殿
良い先生だったかどうかは、未来の子供たちが振り返って決めることなので
今できることを、出来る限り多彩に楽しんでもらえればと思っています。
伸びる喜びっていうのは、必ず先につながる励みになるので
うまく、のってきてくれると良いなぁ^^
それが今後にどんだけ力になるかってかんがえると、ほんと手に入れて欲しい。
下克上計画、は面白い試みだと思います!
ただ、それで勝ち負け、だけじゃない、強さ、なんかも学んでくれると
一石三鳥になるんですけどw
はてさて、どうなるか、楽しみですねw
良い先生に出会えると、やる気も出るし成績伸びますよねヽ(*´㉨`)ノ
下克上とか言っておいて、
「下のクラス」のレベルをあげることで
「上のクラス」のレベルもあがるって寸法でしょ?
面白いと思いますよ♪
ぐぐーーーんと伸びますよねぇ
^^
下克上あるかも?
勉強だって、子供と呼ばれる範疇ならば
全員参加も可能で、喜びと楽しさを知るきっかけになりますね^^
勉強は学問へと移行。
本当は勝ち抜く知識よりも、生きていく知識のはず。
最初のきっかけが大事だと思います^^
がんばれ~。きっと魔女サマが楽しければ、子供たちも楽しい。
以心伝心、共鳴が、学ぶ喜びを生みまするなぁ。
ちなみ、手毬はありませんのです。。そういう経験が。
先生には恵まれませんでした( ´△`)
いい先生に出会えるということは正に一生の宝。
ガンガレ!!
魔女さま!!
面白そうな計画ですねw
受験生になると「上のクラス」の子たちは各自自習やらなんやら結構してくると思うので
ほんと、一年過ぎたころちょうどいいころが楽しみです^^
「下のクラス」から「上のクラス」への下剋上と
私的には
「上のクラス」「下のクラス」と最初に命名された講師の方へ”ある意味”下剋上
な感じがして仕方ありませんw
実現された時の反応も楽しみな計画ですね(