ドラマ【絶対零度】【ジェネラルルージュ】
- カテゴリ：テレビ
- 2010/04/21 00:02:41
【あらすじ】死んだゴミ屋敷の住人の部屋から、血がついた包丁が出てくる。調べたところ、１５年前に起きた研修医刺殺事件の犯行に使われたものとわかる。しかし１５年前の事件なので、時効が１週間後に迫っていた。包丁は英字新聞にくるまれ、バラの花粉がついていたことから、当時殺された葵の恋人でフラワーショップを経営する桐山を調べることに。桐山は瀕死の葵を病院に運び込んだ張本人でもあった。調べを進めるうち、葵は曲がったことが嫌いな性格で、周囲とたびたび衝突を起こしていたことがわかる。桐山の妻も元々葵が勤めていた病院の看護士で、事件の直前、葵が婦長と口論していたと証言する。
【感想】今回も淡々と運んだ印象。バチスタのシーズン１でもあったけど、有能な医師が犯人の場合、医師が抱えている患者の命と、医師が過去に起こした事件の犠牲者を、てんびんにかけることになり、そのジレンマはかなり大きいのだが、バチスタではそれをとてもよく表現できていたが、コレはイマイチだった。もうちょっと悩んでほしいな。まぁバチスタは医療専門のミステリーだから、それだけ時間を取って丹念に描けたというところもあるだろうけどさ。どうにも、上戸の表情が乏しく、あまり切羽詰った感じがしないのだ。上戸のドラマで今まで見たことがあるのは、エースをねらえ！とセレブと貧乏太郎だけど、今まで見てきた中では一番魅力に乏しいキャラである。これ、２サスならアリだけど、連ドラじゃちょっときついんじゃないかなぁ。火曜はバチスタもあるし、その前だからつい見ちゃうけど、これ単体だったらそろそろ見なくなってたかもしんない。
【あらすじ】繁華街で若者に刺された会社員・塚田が速水の救急センターに運び込まれてくる。目撃者の証言では、塚田自身が若者に襲い掛かってゆき、逆に刺されたというが、塚田にはまったくその辺りの記憶がなく、何故その繁華街に行ったのかも話そうとしなかった。その後、水を飲んだ塚田はいきなり暴れ出し、昏倒する。スタッフ会議で塚田は水中毒ではないかという説が出たため、水の摂取量が制限される。そして塚田は、繁華街にある心療内科に通っていたことを告白。息子が家出してから精神安定剤を処方してもらっていたと言う。
【感想】面白いんですが…うーん、今回も１話完結。最後あたりに目黒の容態が急変してましたけどねー。今回は、まず田口が塚田の会社に行って、新社屋になった頃から健康状態が優れないという話を聞いたところから、建物に原因がある、外因性の病気じゃないかとは思ってました。最初はシックハウス関係だと思ったのですが、症状が出てるのが１０年前からでは、もう新築とは言えないのでよく考えたら違いますよね。そこにきて息子の作文にあった「天井からホコリ」で、間違いなく原因はアスベストで、腫瘍は肺にあると確信しましたね。正直あの作文って、ストーリー上いらないもんねぇ。だから伏線だろうと思ってましたよ。まぁ、アスベストについては、数年前にしつこいくらい話題になってたので、記憶に新しい方も多いんじゃないかと思います。なので今回の病気が早い段階から何かわかった人も多かったんじゃないでしょうかね。ところで私、原作は読んでないのですが、調べると結構複雑なストーリーらしくて、どの段階から本筋に入るのか気になりますね。というか早く入ってほしいなう。なんか今の形だと、白鳥の登場が無理やりな感じで、違和感ありまくりなのでー。
水中毒に関しては、ちょっと前ニュースで見ました。
水の飲みすぎで体内の塩分濃度が低くなって、本当に最悪死にいたるとか…
これから暑くなるけど、水の飲みすぎには注意ですね。
イオン飲料とかなら問題ないそうですよ。
それにしても水中毒ってほんとにあるんですかね？