あいまいな日本のわたし
- カテゴリ:日記
- 2010/04/10 11:22:54
「いかがなものでしょう?」という言葉。
例
【チェーンメールはいかがなものか?】
【ユーザー間のケンカはいかがなもか?】
【ゲームでの不正なコイン操作はいかがなものか?】
もちろんニコットさんはじめスタッフはこんな物の言い様はしていない。ダメなことはダメとはっきりと明確に伝えてくれる。わかりやすい。
「いかがなものでしょう?」は「ダメ!」「良くない」「間違っている」をオブラートに包んで、一聴その内部に潜んでいる”苦さ”つまり”反論”や場合によっては”敵視”さえ分かりづらくさせる。
いかにも日本的な言葉だ。あからさまな反論を避け、遠まわしに自らの主張を盛り込む。剣を大上段に構えているのに口では「戦う気はありませんよ」と言ってるようなものだ。分かりづらい。
「いかがなものでしょう?」をLive Searchで英訳すると。
「How about something?」
「Suggest something or?」
「or Why not?」
と様々な語例が出た。要するに言葉になっていないということだ。日本語の奥深さと曖昧性の象徴だろう。
あまり使いたくない。
はい、おっしゃってる意味わかります。
口語に移行しなかった物言いだと思います。
真剣味のない、非公式の場合はまだいいのです。
識者がTVなどでこの言葉を発するときに
反感を覚えるのですよ。
まぁ、たいていが真剣身のない使い方だったりするわけですが。。。^^;
こう言う格式ばった雰囲気の言葉は、詩的な雰囲気も放っているとは思いますが、
だんだん使われなくなり、それがまた「茶化し」の色合いも持つようになって来ているのではないでしょうか。。。
ちょっと本文の内容と、外れたレスになってしまいました、スイマセン・・・。。。
へー、身分制度かあー。なるほど。
今は今で別な「身分制度」がありますが、
昔はそれこそ生死に関わったからでしょうね。
外国にも当然身分制度はあったわけで
でも曖昧性を生じていない・・・・・、
やっぱり国民性か。
外人にとって、日本語の曖昧さは本当に困るらしいです。
で、外人さんたちが集まった時、話し合い「江戸時代に複雑な身分
制度(上下関係)があり、下の人は上の人に白黒をはっきりした
事を言えなかった結果、あいまいな日本語が確立されたんじゃないか」
という結論になったそうです。曖昧なのは言語じゃなく、国民性なん
でしょうけどね。