3月に読んだ本
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/03/31 23:10:07
11冊。読んだページ数:5525ページ。(読書メーターから)
読んだ本メモ。読了順。
■アゴールニンズ/ジョー・ウォルトン/和爾桃子訳/早川書房
ドラゴンによるヴィクトリア朝風アゴールニンズ家のお家騒動小説。面白かったです。
丁寧にドラゴンの生態が織り込まれたドラゴン社会が造りあげられてます。
文庫化にあたって邦題が変えられていました。「ドラゴンがいっぱい!―アゴールニン家の遺産相続奮闘記」
■ラブリー・ボーン/アリス・シーボルト/イシイシノブ訳/角川文庫
映画「ラブリーボーン」の原作。→3月8日のブログ。
■ネフェルの目覚め―光の石の伝説(1)
■巫女ウベクヘト―光の石の伝説(2)
■パネブ転生―光の石の伝説(3)
■ラムセス再臨―光の石の伝説(4)/クリスチャン・ジャック/山田浩之訳/角川文庫
古代エジプト。王の墓を築き守る一握りの選ばれし職人達の閉ざされた禁断の村“真理の場”を舞台に
繰り広げられる大河歴史ロマン。ステレオタイプのキャラクターですが、読み応えがありました。
エジプト学者の著者はフランス人なのだけど、前世はエジプトに生まれたのかと思ってしまう描写です。
■ローズ・マダー(上)(下)/スティーヴン・キング/白石朗訳/新潮文庫
夫ノーマンの暴力から逃げ出した主人公ローズ。逃げる女と追う男。
単なるドメスティック・バイオレンスがテーマのサスペンスに終わらずに、
ローズが出会った一枚の絵の中の世界と現実世界が交差し、神話的な男と女の抗争にまで昇華します。
男性的(暴力や攻撃性)なものと戦うには、女性自身が暴力性や攻撃性をもついしかないのか、
似たようなことを「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」を観て思ったけれど、
この本では、ファンタジィーでやさしい結末が差し出されます。
■薔薇の渇き(THE HUNGER)/ホイットリー・ストリーバー/山田順子訳/新潮文庫
1981年のヴァンパイア・ホラーの古典。官能小説より。邦訳が出たのは遅くて2003年。
今となっては目新しいものではないけれど、後続に与えた影響の大きさを感じます。
映画「ハンガー」(1983)の原作です。
■ラスト・ヴァンパイア(THE LAST VAMPIRE)/ホイットリー・ストリーバー/山田順子訳/新潮文庫
20年以上経って書かれた「薔薇の渇き(The Hunger)」の続編。物語も20年後。
ホラー的には1作目のほうが面白かったです。でも、こちらの方が映像化に向いていそう。
エンターテインメントよりの話になっています。
■ラブリー・ボーン/アリス・シーボルト/片山奈緒美訳/アーティストハウス
映画「ラブリーボーン」の原作。→3月28日のブログ。
洋書---♪
まだ、途中~
>corraさま 行けないときには行かないので、お気になさらずに~^^
>山鳥さま 「アゴールニンズ」翻訳も凝っています。
ドラゴンだから、公爵は甲爵、候爵は蛟爵、男爵は啖爵、というふうに、
>青ちゃサマ 著者のホイットリー・ストリーバーは、異星人遭遇体験のあるそうな・・・。
同著者の「2012 ザ・ウォー・フォー・ソウル」は、マイケル・ベイ監督で映画化~。
執筆するなんてスゴイですね♪
読んでみたいなぁ(^▽^)
すごいや
ドラゴンによるヴィクトリア朝風アゴールニンズ家のお家騒動小説?気になるかも?
要チェックだわ!
二の句が継げないとはこーゆーことか。
毎日の伝言アリガトです。