おしゃれ。。。
- カテゴリ:ファッション
- 2010/03/27 21:11:48
今回はまた、面白いお題だ。
「オシャレだと思う有名人」って、ブログの書き手自身が「私のおしゃれは…」と書くのではなく、「私はこの人を…」と、二段構造で主題にたどり着くのである。
こういうことを気にしてブログイベントを書く人って、どのくらいいるだろう?
まあ、いてもいなくても何の問題もないね。
僕はもうひとつ面白いと思う。
「ファッション」の話題で「おしゃれ」ということばを使うのだが、日本語としての「おしゃれ」は意味が広い言葉だ。
言葉遊びでも「洒落」と言う。
「ダジャレ」は、音を入れ替えただけのような単純な言葉遊びだ。
趣向や技巧が浅いから、「洒落」としては格下の「駄洒落」。
逆に、落語家が、上品で、意味のある言葉を話したりすると、「洒落」が「効いている」ということになる。
服装でも、普段着のままでは「洒落」にならなくて、なにか意味を持たせたり、趣向を凝らすことが「おしゃれ」だ。
英語の「fashion」だと、辞書などでは「流行」と書いてある。
「おしゃれ」は流行に敏感なものだが、流行に乗っている必要はない。
「fashion」は、流れに乗っていなければならない。
少し、言葉の中心点が違うようだ。
ん〜、おしゃれな有名人ねぇ。
例えば、映画監督の大島渚などは、テレビ出演などでも、晩年はいつも和装で着飾っていて、おしゃれと言えるのかもしれない。
そうした意味では、昭和のおじさんはカッコ付けだ。
でも、僕の趣味とは違うので、昭和のおじさんを「おしゃれ」だとはあまり思わないなぁ。
昭和の人には伝統がない。
外見を気にするばかりで、明治や江戸の人のように板についた感じがない。
その面では、落語家はしゃれていると思うのだが、具体的な人が思い浮かばない。
想像の中の落語家は、何の変哲も無い着物のときにも、ひょいと手にした扇子が、季節にあわせた絵が描いてあったり、そうしたおしゃれをしているのだが、現実の誰かで、知っている人がいない。
久米宏は衣装持ちで有名なのだが、これは、奥さんが気を使う人だったそうで、ニュース番組という場所で、ネクタイなどを繊細に組み合わせたから、おしゃれな人のはずだ。
でも、この人のことも僕は知らないなぁ。
ん〜、「オシャレだと思う有名人」ですかぁ。
最近の人でおしゃれだと思う人は、、、いなーい!
初めまして、ルコと申します。
「おしゃれ」をファッションとしてではなく、
違う面でとらえているのが面白いと思ってコメントさせて頂きます。
生き方全体として、「お洒落」な人って素敵ですよね。