猫十字社をおすすめします
- カテゴリ:マンガ
- 2010/03/14 19:29:18
基本的には「オススメ」しない性格の自分ですが、「オススメのマンガ」ということだと、思い当たる作品があります。
ペンネームが「猫十字社(ねこじゅうじしゃ)」という女性のマンガです。
子供も大人にもお勧めするのが「小さなお茶会」。
子供は素直に受け入れてくれると思います。
大人は、感動すると思います。
古いマンガですが、文庫版で今でも売っているはずです。たぶん。
高校生以上あたりで奨めるのが「幻獣の國物語」。
ある程度おとなでないとわからないのではないかと思います。
これから大人になる、という年齢が、いちばんこの作品を感じ取ることが出来るかもしれません。
これは、売ってるかなぁ、これも古いからなぁ。
でも、このマンガの人物描写は、作品発表当時の、十何年前だったかな、その頃より、今の方が理解してくれる人が多いと思う。
何年か前の段階でアニメ化していれば、けっこうヒットする内容だったと思うのだが、世の中、そんなに都合良く運びませんね。
長い物語なのですが、小さなまとまりとして完結できるように構成すれば、映画になるとも思います。
個々に物語が完結するようにしながら、何本か映画を作ると、全体としても物語が構成できる作品なのだが、実現できるだけの脚本家や監督はいないのだろうか。
まあ、それよりも、資金繰りで、出資者の側でこの作品の質について理解してくれる人を捜すのが大変かもしれない。
大きな売り上げにはならないだろうけど、必ず、愛される映画になるはずだ。
それだけの資質を持ったマンガなのだが、あまりメジャーではない。
日本の状態として、作品の質よりも、マーケティングが優先する社会だから、しょうがないのだろうか。
幻獣界にどんな秘密があるのか、それを探しに夏芽と蘿が旅立つところで終わってしまいます。
本当の秘密の部分はこれからなんですけど。
いちおう、番外編のフィローン兵学校というマンガがありまして。これは、タイトとストリクスの学生時代の話です。
続編は小説の形で出ているらしいのだけど、僕はまだ読んでいません。
完結したのかなぁ。
十年以上前の連載中に、猫十字社さんは編集者に「こういうヒロインは受けない」と言われたそうな。
なかなかそろわないので休憩中・・・・
完結してないと聞きましたが
そうなんですか??
小さなお茶会はわたしの本だけど
チビがはまって何度も繰り返して読んでます
子供にも安心して読ませられるマンガですよね^^