母:ウオッカ(10)
- カテゴリ:子育て
- 2010/03/09 22:11:09
ウオッカの思い出、最終回。
【4歳秋】
毎日王冠から始動。
このレースは府中まで見に行きました。確か府中のターフビジョンが新しくなったのを見に行ったような記憶が。
ウオッカを生で見たのはこのときだけです。
馬券は・・・・単勝1.5倍のウオッカを外した、得意の単勝多点買い。当たりました。
スーパーホーネットがゴール前でウオッカを交わして勝利。1分44秒6の好タイムでした。
このタイムで逃げたウオッカもさすがでしたが、それ以上にスーパーホーネットが強かった。
・・・・いいレースだったなあ。この流れだと天皇賞は糞レースじゃないかなあ。
などと考えてました・・・
ところが実際には、ご存知のとおり歴史的な名勝負に。
ウオッカがとらえたかと思ったら、先行したダイワスカーレットがもう一度盛り返すという信じられない粘り腰を見せ、ゴール前写真判定のの大接戦。
写真判定の結果が出るのを長々と待たされました。14番ウオッカか?7番のダイワか?あるいは同着か?
なかなか判定が出ないので同着かなあ・・・と思った頃、掲示板のいちばん上に灯ったのは14番の文字。
鳥肌の立つようないいレースでした。
同じ年の牝馬が2年にわたって一線級で名勝負を繰り返したことは、ほんとうに奇跡のようです。
【5歳】
ヴィクトリアマイル大楽勝には度肝を抜かれました。
まさか芝のG1であんな楽勝が見られるとは。
最後の最後にディープスカイを交わして勝った、2度目の安田記念も圧巻でした。
前が詰まりどおしで最後まで脚が使えなかった感じで、レース自体はひどいレースでした。
その分ウオッカの強さが際立ちました。
しかしまあ、センセーショナルな勝ち方ばかりする馬です。
いや、ファンタスティックな勝ち方と言うべきでしょうか。
3度目のジャパンカップもいいレースでした。またもハナ差のきわどい勝利。
(ここはほとんど外国馬しか買わずに馬券玉砕でした。)
結局これが国内最後のレースに。
ウオッカに限らず、当時から武豊の騎乗が批判されていたけど、
ウオッカに限った話なら、誰が乗るかよりもどういう戦法をとるかによって成績が変わってたと思います。
一瞬の脚を生かす騎乗をすべき、という点では岩田が一番相性良かったかもしれません。
後方につけ、他馬の出方を見つつ末脚勝負に賭ける戦法なら、私は武豊になんの不安も感じません。この戦法が不発に終わるのは昔からよくあることです。
そんなウオッカも、ついに引退。
月並みですが、いいお母さんになってほしいものです。
私は競争成績と繁殖成績をなるべく切り分けて考えるようにしてます。
つまり、活躍馬に多少の思い入れがあったとしても、その仔が走るとは考えません。
むしろ過剰人気した良血馬をカモにしてます。
ただ、これだけの名シーンを見せてくれたウオッカやダイワスカーレットの子供に関してはその信念を曲げずにいられるか・・・
ちょっと不安になってきました。
期待と不安でいっぱいです
一度「子育て」カテゴリで書いてみたかったので。われながら強引です。
確かに名牝の仔は走らんとか、いろいろあるけど、
無事生まれて仔がターフを駆け抜ける姿は、
やっぱり見たいであります。ハイ。
武豊、落馬したの、阪神で生で見たな(トシばれるっつーのw)
あの・・・カテゴリーがどうなの?www
ウオッカ⑩
ダイワスカーレット⑧