そうですね～。
今までそれなりに色々な物を食べてきましたが、何があるかな～。
キャビア、トリフ、フォアグラなどあまり気にしていなかったので食べたような気もするし、
食べていないような気もする。
キャビアは食べたな。塩気が多すぎてそれほどおいしいとは思わなかった。
寿司の大トロやウニ？牛肉のいいところ？北京ダック？高級割烹料理？みんなそれなりのいい味ですよね。
最近はこの歳になり色々な物を食べてきたので特に感動が無いのかもしれません。

高級な料理ではなく美味しくって印象に残っているものなら良く覚えていますね。
それは2つ有ります。

一つ目は、『ハム』です。
昔、子供の頃ですから今と比べて戦後の食べ物が無かった時代でした。
普段の洒落た食べ物といえばコロッケくらいでした。(小学生低学年かな～)
私が両親に連れられて出かけた時の話です。
東京のデパートの地下の食料品売り場でブロックの『ハム』（だったと思う『ベーコン』かもしれない）を買って、川の土手でそれを食べた時の美味しかった事は忘れられないです。
あの食感とおいしさ、世の中にこんな美味しい物が有るのかと思ったものでした。
(子供の頃に初めて食べたからでしょうね)
今は物があふれている時代ですからそんな事は感じないですけど、、、

二つ目は、『ナス』です。
それは会社に入ってすぐの頃、部品メーカーの接待で埼玉の川越の料亭に連れて行かれた時の話です。
昔はそのような接待があったのです。今では考えられないですけど。
その『ナス』は半分に切られたナスで、大きさは大人の手くらいありました。
その上に柚子味噌と思われる甘い赤味噌が掛かっており、ナスは焼いたのだと思うが中まですごく柔らかく焦げてはいなかった、種も口に残らず、味噌との相性がすごく良かったでした。(ナス田楽になるのでしょうか)
他の料理に刺身やてんぷらが有りましたが何故かこのナスがスゴーくおいしく印象に残っています。
普通のナスはそれなりに食べていましたが、柔らかさや食べ方の意外性が印象として残っているのかもしれません。

もうひとつ好きなもの(印象に残っているもの)がありました。
それは山椒が利きすぎて口が痺れるくらいの四川麻姿豆腐です。
(唐辛子の辛さではなく山椒の辛さが好きです)
出向で東京の霞ヶ関に1年いた事があるのですが、そこのビル地下の中華料理屋の四川麻婆豆腐が山椒が良く利いていて美味しかった。よくお昼に食べに行きました。