連載 仮想空間のカオス3
- カテゴリ:自作小説
- 2010/03/03 08:58:07
タウンに繰り出す。せわしなくアバターが行き来している。
つっ立っていると、「邪魔っ」
怒られて、あわてて、場所移動する。
彼女はあまりタウンに行きたがらなかった理由が、ちょっとだけわかった気がした。
「こんにちは」
移動した場所でまた声をかけられる。まだ入会したばかりみたいの女の子のアバターだ。あいさつを返したいけど、チャットは苦手だ。こんにちはの動作をするボタンをクリック。
「わぁ、どうやったら、そんな動作できるんですか?」
何もかもが新鮮でワクワクしているのだ。
「入会したてなのに慣れてますね」
ん?ああ、そうだ。自分も入会したてなのを忘れていた。画面は飽きるほど見慣れたものなのに。画面をまえに苦笑いしながら、うなづく動作をクリックした。
「チャット苦手なのかな?」
もう一度 うなづく動作をクリック。間髪いれずに手を振ってさよならの動作をさせると、逃げるように自分のサイトに戻った。
タウンには、あまり行かない方がいいかもしれない。 部屋スペースでやることは、いっぱいあるのだ。彼女といっしょに見た彼女の部屋の再現に着手することにする。
再びタウンのインテリアショップに行かないといけない。ちょっとげんなり。大急ぎタウンをすり抜けショップに滑りこむと家具を数点購入。
カタカタ、クリック。仮想空間はその動作の繰り返し。疲労感がずっしり襲ってくる。今日はここまでだ。明日は、きなこ@に会えるだろうか?
ログアウト。
感想感謝しています。お礼コメですが
話の内容にも関わるので、しかも、コメントで
話の内容予想ついちゃいますwので、コメント
しない無礼をお許しください。
連載は不定期の予定です。毎日更新は無理と
思われますので、ご了承いただければ幸いです
謎がたくさんあって、今後物語がどう進んでいくのか気になりますね!
ぼうぼうさんペースでの連載、楽しみにしています(^^)
どうぞご無理はなさらないでくださいね;;