2月に読んだ本
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/02/28 23:57:01
11冊。読んだページ数:3987ページ。(読書メーターから)
読んだ本メモ。読了順。
■人類はなぜUFOと遭遇するのか/カーティス・ピーブルズ/皆神龍太郎訳/文春文庫
米国スミソニアン協会刊行。懐疑論者の航空史学者によるUFO神話の検証・分析本。
社会情勢、民衆心理、出版社や政府の思惑、様々な要素が絡み合ってUFO神話が育ってきた過程が、
興味深く、読み応えがあって面白かったです。
■フレームシフト/ロバート・J. ソウヤー/内田昌之訳/ハヤカワSF文庫
ナチ戦犯、連続殺人事件、ヒトゲノムの謎、ネアンデルタール人、難病の遺伝診断、アメリカの保険制度、
いろいろな糸で織合わされたエンターテインメントSFミステリ。読みやすくて面白かったです。
■もしも英語ができたなら・・・/デビッド・バーカー/アルク
いつかまた読み直そうと思っている同著者の「英語と仲直りできる本」の方がもっと面白かったけど、
これも楽しく読めました。英語に取り組む心構えのような本でした。
■ラムラム王/武井武雄/銀貨社
大正15年刊の童話の復刊本。挿画も当時ものだそう。児童文学という言葉が相応しい幻想童話です。
ラムラム王のフルネームは、フンウエスト・ガーマネスト・エコエコ・ズンダラー・ラムラム王。
ほんとうの”生まれがい”を探す何にでも変身できる不思議な能力をもった少年の冒険物語です。
■虐殺器官/伊藤計劃/ハヤカワSF文庫
昨年亡くなられた伊藤計劃氏ののデビュー作の近未来SF。
期限切れ直前の楽天ポイントを使いたかったという失礼な動機での、ひさしぶりの新刊購入でした。
アイディアはすごく面白くて、読ませる筆力も読みがいがありました。
■ジェイミーの墓標(1)(2)(3)―アウトランダー(4)(5)(6)
/ダイアナ・ガバルドン/加藤洋子訳/ヴィレッジブックス
「時の旅人クレア」の続き。20世紀に戻って20年経過したヒロインによって前作の続きが語られます。
(1)(2)省略可。とくにフランス編はなくてもよかったのに。スコットランドとフランスはお隣のノリ。
だらだらと進行に、いかにも年配のオバサン発想なロマンスが乗っかっていているところが不満です。
でも先が気になるし、ヒストリカル的には面白いので、文句をいいつつ読んでしまいます。
ジャコバイト1745年の反乱が舞台です。
洋書---♪
■The Spiderwick Chronicles The Completely Fantastical Editio/Holly Black&Tony DiTerlizzi
■Catwings Return/Ursula K. Le Guin&S. D. Schindler
■Wonderful Alexander and the Catwings/Ursula K. Le Guin&S. D. Schindler
■Jane on her Own/Ursula K. Le Guin&S. D. Schindler
サークルはお気軽に~。って、自分が勝手に気楽にやってるだけですが^^
恐れ戦いています。
本を選ぶ参考にさせてもらいます。