Nicotto Town



曲げられない女


毎週見ているといえば、これでしょうか。。

弁護士試験を9年間落ち続けている早紀(管野美穂)
堅苦しいまでの正義感と一途さ、自分の利益よりも信念を貫く不器用さ。

なんだかね、カッときて吐く台詞が、わたし自身と全く一緒。。。ってことが
よくあるんですね^^;(オイ。。いいのか。。

お気楽主婦で璃子(永作博美)実は、必要とされる人になりたいという
心の葛藤を持ち、離婚争議中。

元、警察署長の座をあっさりと降りた、いい加減と根性無しの色男光輝(谷原章介)

この三人とも、生きるのに実は不器用。三人ともみんなそれぞれの中に
ある要素があって、30歳超えて三人でつるむのもなぁ。。と思いつつ
見てしまうんですね。

昨今、女性弁護士。増えました。

数年前、母の交通事故被害で裁判所に通っていた経験から、そう感じました。
勉強になったのは、法律は正義ではない。ということ。
手段ですね。それをいかに有効に使うか。

この時も、早紀みたいに、加害者弁護士に向かっていいました。
「なぜ、加害者はこの場におらず、被害者だけがいつも、こうやって
苦しい現場に出て、闘わなければならないんですか。それっておかしくないですか。母は今、入院中なんですよ。病院で調停に出頭せよと裁判所命令を貰って
どんな気持ちになりますか!弱いもの苛めではありませんか」

あとで、わたしの弁護士の先生から、「まぁ、言いたい事は言わんとね。
あの先生は若かったから、結構こたえたかなぁ。。ハハ…」

弁護士って、争い事が起こる時に仕事が生じるという、職種です。
そして、一生に何度もお世話になる、というケースも少ない場所?です。
訴える側、守る側、それぞれに言い分があり、人生そのものがかかっています。

ある女性弁護士と一時、別な場所で知り合ったことがありました。
父は病院院長、母は美貌、彼女は一度読めばだいたい頭に入るという頭脳と
母譲りの容姿を持った才媛。
容姿端麗、頭脳明晰、お金持ち。いろんな才能にも恵まれて。。
いわば、全くの強者で苦労知らず、世間知らずなんです。

その彼女が、落ちこぼれて犯罪に走る未成年を弁護する。
何度助けても、結局同じことを繰り返すのよ!
という苛立ちを抱えていました。

助けるかぁ。。
上からの視点でしか物を見ていない。
弁護するという事は、罪を逃れるだけなんだろうか。。
ハイレベルな話だ。

弁護士という仕事は難しい。
人の悪、という部分に触れてくる。善なるものを押し潰さなければならない時もある。

彼女にとって当たり前のことは、わたし達には、そうそうないレベル。
このギャップをちゃんと理解できずに、彼女は私的な付き合いでは
知らず知らずに出る高慢さに、孤立していた。

弁護士は人を理解しなければ進めない問題も抱える事だろう。
人生という痛みを伴った部分を知る、それも必要だ。
知識も当たり前ながら必要。

躓きながら、回り道をすることが、時に大切かもしれない。
法は法のままだと、とても冷たい。
人が正しく解釈し、導いてこそ、正義へと傾きだす。

早紀の姿を見て、彼女みたいな人が弁護士になって欲しいと思うのは
わたしだけではないはず。

そして、裁判そのものも。
だって陪審員制度ですもんね。。
心して考えねば。。

またまた時間をとってしまいました^^;;
ああ。。今夜は徹夜かしら。。。

まだ、巡回は未定です。。

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2010/03/19 02:01
何度も有り難う御座います。

>わたしはどの国にも右と左の両極端な人間は
存在すると思うのです。だが、すべての人ではない。
確かにその通りです。政治家やマスコミの人も
『個人的思想にとどめる』のなら問題は無いのです。

日本人で韓国が嫌いでわざわざ『南朝鮮』と言う人がいます。
URLをいくつか貼りましたが、小学生に反日の絵を書かせた絵
がありましたが、日本人の教師でも韓国が嫌いな教師もいるでしょう。
マスコミに勤務してる人の中にも韓国が嫌いな人いるでしょう。

しかし日本は『国家全体、マスコミ全体として、そういった反韓を行なう事は無い』
という事です。

韓国のマスコミでは新聞やニュースキャスターが『公式に天皇を日王と呼びます』
韓国は漢字を辞めてハングルにした国です。つまり『わざわざ侮辱する為に
日王という漢字を作っていて、公共の放送でも使用するという事です』
心ある韓国の政治家が「全世界で天皇(英語ではエンペラー)と呼ばれて
いるのだから天皇と呼ぼうではないか」と言った方もいますが
マスコミは日王という呼び方を改めていません。

逆ならどうでしょうか??韓国の大統領を『南朝鮮の酋長とか頭目』
なんて日本のマスコミが公式に報道したら。。

そしてあの小学生に書かせた反日の絵。あれは『公式に駅のホームに展示されていたのです』
日本ならどうでしょうか??公共の場に韓国を題材にした同様の絵を展示させて欲しいと
頼めば100%無理でしょう。しかし韓国では展示が許可され
『韓国人から、あの絵の展示はおかしいという事が1度も無かった事です』
そして『日本人からの抗議でも展示を辞めず、欧米人が呆れて騒ぎになり
やっと展示を辞めたのです』

極め付けは『伊藤博文を暗殺した安重根を国を挙げて英雄としている事です』
公人を暗殺したテロリストが英雄とは。。。
仮りに北朝鮮の金日正を拉致被害者の遺族が暗殺したとして
多くの日本人は拍手喝采すると思いますしかし『日本政府が
その人を英雄とする事は無いですよね』

つまり『韓国という国家が反日政策を行なう事が問題なんです』
『個人だけ』と『国家を挙げて』ここの違いは大きいと僕は思うのですが。
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2010/03/18 00:15
キヨさん

駐車場の件は、戦うべきだと思います^^

あと、下記の部分ですが、わたしはどの国にも右と左の両極端な人間は
存在すると思うのです。だが、すべての人ではない。
マスコミの報道未熟もありますが、真実ほど知られにくいのだと思っています。

実際に自分の目と肌で感じることと、報道や間接的な情報とは
若干、印象が違うことに驚く事があるのです。

確かに政治的に過去の事を利用されることはあります。
シンガポールでも、歴史博物館の若いガイドが、欧米人に日本の虐殺を大声で説明していました。
わたしは何を言っているのか後ろ向きで蟹歩きして聴き耳立て近づいていったところ
ボリュームが絞られるように、小さくなっていくんです。
わたしは人畜無害顔をしているので、だいたい舐められやすいのです。いわば攻撃されやすいタイプです。
パちくりと若いガイドの女性を見ると彼女は、そっと視線をそらしました。

それと同じく、米国報道でモスリムの危険性が流布していた頃、イスラム圏に行ったのですが
最初はドキドキしたものの、黒いベールの向こうは、ごく普通の女性がいることを知ります。
当たり前のことなのに、衝突した問題から意識を入れていくと、どうしてもイデオロギー的なものなど
妥協できない部分が出てきてしまう、仕方のない事なんですね。

現在、騒動が起こっているタイも、みんな政治的ではなくお金で雇われたバイト感覚のデモとか。
すぎ熱くなるけど、また、収まるのヨ。とはタイ在住の人の意見です。

韓国も日本非難が吹き荒れた時、韓国通の友人は平気で行き来していました。
大丈夫って訊けば、一部の人と場所だけだよ。とのこと。

中国で日本料理店などが攻撃された時も、経営は中国人だとか。

いずれにしても、どの国でも過激に暴れる人間がいる、わたしはそう思います。
それに巻き込まれてしまうと、やはり時代が戦争へと流れていくんです。

まず、個人として理解し合う事から始め、共に同じ人間であるという当たり前の認識を胸に
国家間の問題に踏み込んでいかなければ、相方が共に相手の真意を理解するという
解決には至らないと思うのです。
理想論ですが、理想も信じていかないと、失われてしまうものですから。
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2010/03/15 01:57
もう一つもここに記載しますね
>戦争や戦後処理、民族問題などを考える時、
民族として固まった視点を持ってしまうと、敵か味方かという他者への排除が芽生えます。

正にその通りです。黒猫手毬さんの仰ったナチスの事ですが
エホバの証人や精神障害者も含まれています。
僕は歴史が好きなので様々な歴史書を読んでますし考察もしています。
また思想が偏る事が無い様に左派系、右派系の新聞を両方拝読しています。

しかし歴史を知れば知る程に、日本の自虐的歴史があまりに氾濫してる現実を知る事になります。
マッカサーが米国の国会で「日本は殆どが自衛的戦争だった」と述べて事など
学校では絶対に教えない事ですしね。

殆どの日本人は周辺国との友好を望んでいるんです。韓流などや
日本で韓国の芸能人、歌手が活躍していますし、
しかし相手国は違うのですよね。竹島占領、天皇を侮辱し日王と
マスコミが報道する。米軍に仮想敵国として対日本を想定する様
に働きかける。日本海の呼称を変えさせ様とする。対馬は韓国領と主張する。
対馬に土地を買った韓国人が固定資産税を払わない(韓国領だから日本に
払う必要無いと主張している)そして未だ政治的判断も出来ない子供に
徹底した反日教育
http://hakubun.ddo.jp/~sophia/ug/ural/u84.html

日韓ワールドカップの時に、ドイツを応援した日本人サポーターへの非難

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/5427/

外交の場でのこの振る舞い
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/608900.html

この隣国と仲良くと言われても。。。
多大な戦後補償をし韓国の経済危機を助けても
「戦後補償、謝罪をしていない」と言い、はては
選挙権まで要求するなんて。。。
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2010/03/15 01:03
お二つにお返事を頂き、有り難う御座います。

キヨさんは闘い癖がついたのでしょうか。
戦う時は戦わねばなりません。
しかし、戦うことに慣れてしまうことは
辛くはありませんか。

ん~。というか「基本的に自分が間違ってない事、正しい事を
曲げるのが嫌」という事がありますね。

何度か訴訟を提訴した事があるのですが、其の中に
月極駐車場で隣の車が僕の車に当たり傷を入れられた事があります。

僕は直ぐに写真を撮り警察を呼んで対処したのですね。
隣の相手は不動産会社で調べ連絡を取り
相手と車の傷の位置を確認しました。警察を呼んだ時も
「当たった所を見てないから断定は出来ないが、間違いないでしょう」
と警官が言っていたし、誰が見ても隣の車が当てたのは
明らかなんですが、其の人は「会社の車だし私の一存では…」
と言い後日にという事になりました。

すると其の人は自分の車の傷を修理して「俺が当てた証拠があるのか」
と言い出したのですね・・・・。。

僕は、こんな狂人には言っても無駄と思い、訴訟を起こしたのですが
伯母やいとこ達は大反対でした。理由は「たかだか2、3万の修理代で裁判なんて」
「其の人に逆恨みされたら」「あなたが我慢して自分でぶつけたと思い諦めた方がいい」
とか言われましたね。。

というか大多数の人がこの様な考えだと思います。数万円で揉めるのは面倒だ。
自分が我慢すれば丸く収まると。。

でも僕は、その考えには、絶対に納得出来ないんですよね。
だから裁判で徹底的に戦いました。当然手間隙を考えたら
諦めた方が楽でしょう。しかし其れが出来ないのが僕なんですよね。。。
戦い慣れてるというか「自分に非が無いのを妥協するのが嫌」なんですね。

しかし相手が誠意を尽くせば「根に持たず過去は水に流します」
他にも月極で別の人の隣の車に当てられた事があるのですが、
その人は直ぐ家に来られ、丁寧に謝罪され代車や修理工場も
手配されました。そういう方にはその後も良い近所付き合いを
していますしね。
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2010/03/14 02:23
西の魔女さん★コメントありがとうございます。

そうなんですね。
「志」
それを忘れないでいて欲しいと願ってやみません。

オウムの青山弁護士、現役大学生で司法試験に合格し
一時は人権派の仕事をしていたけれど、
何処で間違えてしまったんでしょうね。
それだけ「正義」に失望してしまったのでしょうか。

真の正義が見えにくい今、
やっぱり「志」を貫く強い姿勢を
司法は持って欲しいですね。
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2010/03/14 02:18
ごまさん★コメントありがとうございます。

そろそろ連ドラも最終回に近づいてきましたね^^
その後、パートはいかがですか。
気温の変動が大きいので、お体に気をつけてね^^
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2010/03/14 02:17
catさん★コメントありがとうございます。

裁判所は縁がないにこしたことがありません^^;
とにかく、疲れました。
基本的に、調停なども含め、闘争する場ですから
自然とアグレッシブになっていくんですね。
精神衛生上、良くない場所です^^;;

とりあえず、命に別条のない交通事故だったので、基本的にはましでしたが
これが亡くなったケースなど
被害者が、どん底から立ち上がり
訴訟を起こさねばならず、その辛さや精神的苦痛は計り知れないと感じました。

そんな中で、真摯な形でアドバイスしてくれる弁護士さんに巡り合えれば
心強いことになるでしょう。

そうなんですね。向かい合わねば、人は救えないと
わたしも思うのですが、これも、口で言うよりもかなりの困難を伴う作業かもしれませんね。

ただ、人の運命を左右する可能性がある場合
やはり、少しは考えて欲しいなぁと願うのですが。。
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2010/03/14 02:08
らてぃあさん★コメントありがとうございます。

そう^^連ドラって、つい見逃してしまいますよね。
もう、最終回まできちゃいました。
基本的には軽いドラマでしたが、
「信念」を貫く不器用な生き方の女性に、男がついていく、、という姿。
やっぱり、女の時代なのでしょうか。。
軽く「未婚の母」も選択してしまいます^^;
男性不在ですなぁ。

やっぱりね、弁護士を選ぶ時、
経験豊かで、寄り添ってくれそうな人を選んでしまいますね。
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2010/03/14 02:03
yukinkoさん★コメントありがとうございます。

確かに、弁護は大変だと思うんですね。
キレイごとではない世界だし、トラブルや犯罪、いわば負の部分に係わるので
心理的に美しい仕事ではありませんしね。
一番ひっかかったのは「何度も救ってるわ」で、
法によって、弁護するのは仕事で、「救う」という意味ではない気がしたんですね。
弁護士も人と係わっていく仕事で
人の運面を左右します。

なんとなくわかってしまうでしょう。嗅覚的なもの
「単に過ぎていくだけの相手」だってことが。もちろん未成年だって、イロイロあるから甘くないだろうしね。
非常に厳しい仕事なので、だからこそ「先生」と呼ばれ試験も難しいしね。
恵まれた環境で育った彼女が、優秀な頭脳で人よりもたやすく合格しても、周辺も優秀だったろうから
正に弁護する相手は別人種的な感覚だったのでしょうね。

何でしょうね。とても優秀な彼女は普通の人には認められない部分があるんです。
たぶん、恵まれていることを惜しげもなく見せすぎるからでしょうか。その彼女が社会の底辺部分にいある
少年たちを弁護する。その境遇を理解できるのか、それに寄り添えるのかが、彼女自身が求めるものに
変わる何かがあったのかもしれませんね。

そうか、優秀であっても信念がなければ見失うことが多いのね。
「曲げられない女」のオチになりました^^;
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2010/03/14 01:41
ゆみさん★コメントありがとうございます。

いよいよ最終回ですね。
観てて思う事は、「男」はいらんのね。。ということ^^;
添え物的存在になってるのが時代性かなぁ。
やっぱり男子の草食化なんでしょうか。

裁判員制度、始まりましたね。
記者会見などもされているようで、
重罪を裁くとなると、心理的負担も素人である市民には
しんどいものがありますね。
一度、考えてみないといけませんね^^;いや、ほんど。。
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2010/03/14 01:38
アッシュさん★コメントありがとうございます。

お疲れ様です^^;
裁判所って疲れるんですよね。戦う場所だから。
慣れた頃にはさよならですが、慣れたくもないしね。
手続きも煩雑で、期間も長くかかりますからね。
勝ち負けの世界になるので、
倫理的に揺れることもあるだろうなぁと、怖い部分はあります。

待合室で、いろんな人と居合わせて、
人間観察したかったところですが、
こちらもそれどころじゃなくて、いつもテンション高くドキドキで
終わると、スタバの奥のソファ席で一人、ぐったりとしていました^^;
早く終結するといいですね。
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2010/03/14 01:33
歌穂さん★コメントありがとうございます。

法律用語は、難解で、素人にはどちらにもとれると思われるものが
あります。
一度、傍聴にしようと思って、裁判所に出掛けたものの
どの法廷に入っていいのか、表示板を見てもわかりませんでした^^;
まさか、自分が当事者になるとは思っていない頃でした。

交通事故だと市の無料相談があります。
してみたのですが
「被害はお金にしか換算できないんですよ」
と言われ、そんなことじゃないのに、と強く思いました。
それは、仕方がないけれど、一個人にすれば割り切れないことばかりでした。
仕事となると、日常化するのが怖いですね。

慣れ合いを避ける為にも陪審員制度は、一つの道であるかもしれませんが
重罪を裁くとなるとね。。
極端すぎます。もっと身近な所から始めて欲しいですね。
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2010/03/14 01:25
キヨさん

違うブログのお返事もここに書いておきますね。

わたしは、まず、個人でありたい。一個の人間でありたいという強い意思があります。
そして、日本人であること、これに気付いたのは海外に出て、初めて気づきました。

戦争や戦後処理、民族問題などを考える時、
民族として固まった視点を持ってしまうと、敵か味方かという他者への排除が芽生えます。

わたしは、日本をめぐる戦後処理について、知らないに等しいかもしれません。
ある事がきっかけで、近年、考えるようになっている途上です。

しかしその前に、あらゆる先入観を持たずに考えたいのです。
その一つとして、非常に遠い国の紛争を例にし調べたりしています。
パレスチナや、ボスニアなど。
どの民族に対しても親近感がありません。
だからこそ、それをスライドして、自国にあてはめ、考えることが可能となるのではないか。

フェアでありたいのです。
わたしは日本人で、日本を愛していますが、それゆえにフェアな視点でありたいのです。
そして、戦争被害というものが、被害も含め、加害も含め、真実が開示されていません。
歴史は常に改ざんされます。
そうして、真実を語る人が消えつつあります。

ドイツの戦後処理、ナチスを生んだ土壌、もちろユダヤ問題も実際に起こった大虐殺ではありましたが
それと同数のロマ人、ジプシーが犠牲になっていることは、あまり公になりません。
同じような事が、世界各国にあります。

国家間に挟まれると個人というもは哀れな存在です。
ただ、被害者個人となると、その痛みは、その人にしか解り得ないのです。
だから、すべては不確かです。

キヨさん、他者に寛容であることが、いい事なのか悪い事なのか
これは、人それぞれで、わたしにはわかりません。

虐殺行為を告白した老いた元日本兵のドキュメンタリーを観ました。
直接、口から洩れる言葉に衝撃を受けました。

戦時下にあらゆる残虐行為が起こり得るという恐怖があります。
何があったのか。
その証言が正しいのか。
信頼できるのか。

揺れは常にあります。
しかし、人には残虐性があります。
この事実。

民族性に違いはあっても、同じ人間です。
痛みも喜びも同じはず。


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2010/03/14 00:51
キヨさん★コメントありがとうございます。

法廷及び、訴訟関係は、職域なのだと思います。
法を扱いながら食べているがゆえ、資格者を守る部分がある
国家試験が一番難しいのも、それゆえかもしれません。

わたしも弁護士なしでも、十分に調停の場に立てると思っていました。
しかし、母とわたしは血縁関係ではなく、いろんな事情があり、法的には他人でした。
入院中の母の代わりに調停に出なければ、敗訴となります。
それはおかしいと、裁判所に通い、いろいろと訊き、手続きや保証人を集めたり
奔走しました。

最終的には弁護士さんをお願いしたのですが、
そのあとの処理のスムーズなこと。
もちろん理由もあって、交通事故などは賠償金目当て第三者が介入し
非常に面倒なケースになった為とも言えます。

国選弁護士と、雇った弁護士さんでは違いが出てくるかもしれませんね。
ただ、ホームレスの万引きの件ですが、
刑務所は、障害者やホームレスの人が多いとききます。実態は驚くばかりとか。。
寝る場所と食事があるから望む人もいると。
底辺に貧困があるのは間違いなのです。
本来なら、執行猶予がついて当然なので、この問題の根は他にもありそうな気がします。

キヨさんは闘い癖がついたのでしょうか。

長所を支えているのは欠点ですが、使い方を間違えると
逆転する可能性がある。実はわたしもこれが恐いのです。

だからこそ、一番大事にしているのは
フェアであること。身びいきもしないし、平等な目線を自らもその中におけるか、なんです。
自分の立ち位置というか、間違ったことをしていないか、激情にかられていないか
相手の視線はどこにあるか。
その点、甘いとよく言われます。

報復心はなく、どちらかと言えば、守りたいと願う方です。
今回は母の為だからこそ、闘争心に無理やり火をつけました。
自分のことなら、これは未知数です。

人の能力で素晴らしいのは想像力です。
その力を、自分以外の他者を理解する為に
もし、自分だったらではなく
もし、その人だったら、と考え得る力です。

戦う時は戦わねばなりません。
しかし、戦うことに慣れてしまうことは
辛くはありませんか。
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2010/03/14 00:15
さきもりさん★コメントありがとうございます。

弁護士といえども、職業である限り、報酬を得なければなりません。
どの職種についても、食べていくのは楽ではありませんね。
そこがジレンマなんでしょうね。

保険会社の弁護士さんと顔を合わせたわけですが
一時、新米さんが来られていて
「被害者がこうやって毎回出廷してきて、加害者は出てこなくてもいい
なぜ、被害者ばかりこう酷い境遇に置かれるんですか。
不公平ではありませんか!」
と咬みつきました^^;;
わたしの弁護士さんが後で、
「まぁ、言いたい事は言わないと気がすまんしね。
いつも弁護士さんは屁とも思わないけど、あの人、まだ新米みたいだし
結構、堪えたかもしれませんなぁ。ハハハ…」
と笑って言われました。
業績が悪いと弁護士も切られますからね。と付け加えました。

職業、仕事なんだと。
わたしはと言えば、裁判所に出廷中は頭に血が上りっぱなしで
かなり緊張しているんですね。戦闘態勢で余裕なしの心理状態。

どこかで聖域化している節があります。
が、弱肉強食的な部分があるんです。
そして、思い知るのが、法律を全然知らないということ。

そんな中で、被害者の立場に立つという信念を貫く
いわば生き方なんでしょうね。

法は正義であって欲しいという願い。
おともだちの弁護士さん
そんな人が少数派であるのが少し寂しいけれど
本当に、捨てたもんじゃありませんね。

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2010/03/14 00:00
ユミ丁稚さん★コメントありがとうございます。

裁判員制度、これも死刑か無期かというレベルの
いわば、殺人犯をど素人の一般市民が裁くわけです。
生々しい現場写真やらを見せられ、平常心でいられるのか。
問題山積みですよね。
何よりも、日本の教育の中にフェアな視点という教育が育っていません。
大罪はまだ専門家に。

そして、一般的な交通事故など、身近な不均等に
市民が係わり、断簡を踏んでいくべきだと思いますね。

それでも、閉鎖的といわれた司法の世界に一般の人の目がいく
風通しがよくなるので、いい面もあると思います。
法律というものを知るという機会でもあるかもしれませんね。
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2010/03/13 23:53
カルカンさん★コメントありがとうございます。

国家試験は、合格率も厳しく、
未来に何の保証もない、辛い孤独な戦いですね。
その厳しさが、資格を逸脱する行為を妨げる
抑止力となるのかもしれませんね。

残念ながら、昨今は、弁護士も会計士も
試験を通っても就職にあぶれたりする事があるとききます。
う~ん。大変だと思います。

何よりも、人の運命を左右してしまう法。
法を行使する時、力の方向を間違えない
間違えてはならない、そう願ってやみません。
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2010/03/10 18:36
弁護士も、志を失うと危険な仕事のひとつですね。
正義が仕事ではないという現実と、どう折り合っていくかで
大きく方向が違ってくるのだと思います。

職業意識だけが1人歩きしたり、筋道を辻褄合うように組み立てるだけの作業人になってしまったり
それでも、心あると言われるような弁護士さんがいてくれることを
みんな、心のどこかで期待し願っているはず・・・・

先生と呼ばれるお仕事の人たちが、美しい志を持ち続けるってことが
最も、国の安全を保障することになるんですけどねぇ。
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2010/03/03 22:57
私は「泣かないと決めた日」を毎週みてまーす^-^
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2010/03/02 22:49
弁護士って、時に己の心を伏せて
依頼主様の弁護にお立ちになられていらっしゃいます方も
おられますのではないでしょうか?
そして、志ました際に胸に持ちました『弱きを救いたい』なりますお心を
途中見失います方も・・・

私は調停に立ちます経験はなく
漫画などでしか存じておりませんのですが、黒猫手毬さんの仰います
『法が正義でない』『人が正しく解釈し、導いてこそ正義へ』のお考えには
大いに共感致します。

犯罪に走る未成年を弁護し
何度助けても、結局同じことを繰り返す・・・

本当に人の心と向き合いません限り、刑を免れましても
反省せず、犯罪を犯してしまいます事と思います。

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2010/03/02 18:24
ちゃんと見れば面白いんですよね。ドラマ第1話だけはチェックして後が続かない…。

弁護士=正義の味方という見方をすることがあるけど、、違いますよね。法律は社会の秩序のためのもの。

でも いろんな経験の中で理想を見失わないひとが弁護士であってほしいですね。
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2010/03/02 15:09
このドラマは1回目は、体育館が使えない日だったので観れたのですが、いつもはバレーの日で帰宅後家事が残っているので観てないんです・・・。再放送に期待したいです!

未成年を弁護する事を助けると言われた方は・・・もしかしたら、そう思わないとやってられないという現実があるのかもしれないですね。落ちこぼれや不良、グレる(これらの表現の内容も、人それぞれだと思いますが)未成年の心情までは理解したくもないのか、または理解してしまっては自分が仕事をする上で混乱してしまうという自己防衛が働くのかもしれないな、と感じたのです。‘人が作った人の為の法律である事‘より、‘いかに法を勝訴の為に使うか‘という観点で職についてらっしゃるのかもしれないですね。

妊婦搬送たらい回しの件についての裁判での、裁判長の「付言」は、法では敗訴となったけれど遺族の気持ちを理解したうえでの判決だったのだと、個人的に思いました。

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2010/03/01 22:51
私も曲げられない女を観ています。
どこか不器用ですが、こつこつと頑張っている女性を見ると応援したくなってしまいます。
裁判員制度は急に浮上して、すぐに国会で決まってしまったので
ある本ではこの制度はあまりよくないことだと書いてありました。
細かい事は忘れてしまいましたが・・・(^▽^;)
人を裁くのはプロの方がした方が良いのですが、世間の意見も入れるのも大事だと思います。
でも急に人の人生を左右するのを裁くのは難しいですね。
まずは軽い刑の所から慣らしていってほしかったです。
重い刑のものは複雑ですね。
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2010/03/01 13:13
弁護士とかって、一生縁が無いと思っていたのですが、この2年ぐらいでめちゃお世話になってますww
会社関係なんですが、訴訟とか盛りだくさんで><
なので、黒猫手毬さんの仰る事がよーく理解できます。
法は正義とはまったく別ものですね。
まさに手段であり、方法です。
なので、見方によると真逆になるから恐いです。
いいかげん、縁を切りたいものです。
経費もすっごいし。
ふう。
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2010/03/01 11:34
法は正義でない。まさにその通りだと思います。
法を知らなければ、使うこともできません。
世の中のものさしなだけです。
判例もあわせて考えると膨大な量ですね。
それをどう使うか、弁護士さんしだいなのかもしれませんね。

陪審員制度、もし抽選に当たったらどうしようかと思います。
ずっと当たらないでほしいです><
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2010/03/01 03:09
「法律は正義ではない。」正にその通りです。
法を知らない者、金が無い者が泣きを見る。

僕の生い立ちは複雑で僕の前のブログを読んで頂いた
黒猫手毬さんは知っていらっしゃいますから
記載しますが僕が「僕の考えは歪んでいる」と書いた
事がここにあるのですね。。。

僕は「法を有効に使う側」なんですね。
係争が遭った場合は自分で訴状を作成して
訴訟を提起します。過去に何度かありましたし
警察を有効に使う事もありましたし。。
まあ其れも子供の時の出来事が原因ですが…。

でも裁判で負けた事が1度あるんですよ。。
その時は相手が弁護士を立ててきて。。
僕の訴状に対し答弁書はボロカス書かれていて
半分以上は捏造でしたね。。。
素人ながら準備書面で反論し相手の弁護士も
依頼人が嘘をついてると思ったらしいのですが
「被告人は否定する旨供述し、裏付ける証拠もなく
上記事実を認める事は出来ない」「真意とまで
認める事ができない」と書かれており素人の僕は
反論出来ず敗訴してしましました。。
悔しいですね。。正義は僕にあるのにと
でも弁護士を雇う余裕が無いので(お金が無いばかりに)
負けたんだと。。

平日が代休の時など裁判を傍聴に行くのですが
其処でも「法を知らない者、金が無い者」は哀れですよ。
ホームレスが千円程度の食品を万引きして刑事裁判に
受けてるんですが国選弁護士はやる気無し、本人も
法的知識が無い為に検察に反論も出きない状況。。。
是が普通に定職を持ってる人なら、千円の万引きで
常習でもないかぎり起訴される事も皆無でしょう。
「ホ-ムレスは犯罪者予備軍だから刑務所に入れたが安全」
とうい様な検察の考えがある様に思えますね。。。

そうかと言えば覚醒剤取締法違反で起訴されてる20代の被告は
スーツで弁護士2人に付き添われて出廷しました。
多分お金がある家庭なんでしょうね。。保釈され制限はあるものの
自由の身。。。正にお金の有無で、此処までの違いがあるんですね。。


そして僕は、矛盾というか疑問に思います。「食うに困り千円程度の
食品を万引きしたホームレス」「自己の快楽の為に覚醒剤に手を染めた青年」
ホームレスは刑務所へ青年は執行猶予に。。。
司法は矛盾どころか歪んでいると。。
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2010/03/01 02:45
3月1日 月曜日(o`・ω・)ゞデシ!! ついに3月。 あっという間だね。

この前までお正月だったのにねぇ~~。

今日は豆知識を、3月3日・5月5日・7月7日 は必ず同じ曜日になります。

日曜日のタウンは多いよね。

新しい人もたくさんだ。 (=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)

と、定型文。

知り合いに、すごく変り種がいます。人のことは言えないけど。

電気工学出身。突然法律に目覚めて、あれ何年掛けたんだろう、σ(・・*)日本にいない間に

弁護士になってました。めったに会わないけど、会って必ず話するのは、「何のための弁護士?」ってこと。

σ(・・*)の知り合いは(学年一つ下なんです)、被害者側にしか立たない奴なんです。

加害者は弁護の必要がないから加害者なんだよ、っていっているのをよく思い出します。

そいつもね、相当に回り道してるんですよ。 だって年は上なんですよ。 だけど学年は下。

一回教育学部に入って、辞めているんですよ。それから電気工学にきて、卒業して

法律勉強してるんですよ。 訳の分からない道をたくさん通ってきているから、見えるものもあるのかな?

たま~にそういう奴もいるので、捨てたもんじゃないですけどね(^^;)

でもあいつはまれだと思う。 人事ではないんだけどね(^^;)

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
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2010/02/28 23:44
これは本当に頭に来る話だよね。

だとしたら、裁判員制度にも多少の希望も持ちたい。
かと言って、重罪ももちろん下す側の精神的な負担も想像以上になるでしょ。

えっと、巡回のことは私については気にしないで下さい。
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2010/02/28 23:23
司法試験を通る人は
本当に一握りですね
うちの家計に似つかず
兄も従兄弟も挑戦して
ました。
結局は夢半ばで見切り
をつけてそれぞれの道
に歩みましたが…
法律は本当に残酷だと
人情が挟まれないと
いかに利用するか…
というところがあるで
す。。




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