信用創造と貨幣乗数。
- カテゴリ:日記
- 2009/01/21 16:15:40
わぁ!かほさん♪
コメント有難う御座います (^^ゞ
こんな一円にもならんコトに御時間割いて頂きまして
こちらこそ、何か すみません。。
何でも コメントは1000字しか書けないそうなので
別記事として掲載しますね。
あと、僕は経済学に就いてはホント門外漢ですので
‘採点’されなきゃいけないのは、勿論 先ず僕の方です (-_-;)
さて、銀行は‘傘を持ってる人にしか傘を貸さない’と揶揄されます。
銀行は本来的には 例えば
○銀行は、A社から預金1000円を預かる。
↓
○銀行は、1000円のうち900円をB社に貸し出す。
↓
B社は、C社に対して、900円の支払いをする。
↓
C社は、900円を△銀行に預ける。 という循環がなければなりません。
最初、1000円だったのが、○+△で預金高(マネー量)が1900円に増えています。
此れを信用創造と呼びます。
信用創造が繰返される→マネー量が増える→企業も資金調達し易くなるので、
新規事業や設備投資などが活発に行われる→名目GDPや可処分所得が上る ヽ(^o^)丿
然し、実際はバブル経済.土地神話の崩壊と
それにも関らず何故か行われた、日銀による過剰な金融引締め(公定歩合の引き上げ)で
銀行や生保に逆ザヤと莫大な貸し倒れが発生し、
加えてBIS規制と呼ばれる、海外で営業する為の基準である自己資本比率維持の為、
貸し渋りや貸し剥しが横行しました。
銀行が貸し出ししない→市中からマネーが消失し資金調達が困難 若しくは調達コストが嵩む
→新規事業・設備投資の減少、コスト高、倒産→GDP・可処分所得の減少→需要不足=供給過剰
→人員削減→派遣村創設・プロレタリア奮起→共産党政権成立?
んな、訳ぁ~無いって (-。-)y-゜゜゜
因みに マネーサプライ/マネタリーベースを貨幣乗数と呼びます。
上記の例では 1900/1000=1.9です。
貨幣乗数はバブル崩壊後、一貫して右下がりです。
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je04/04-1-4-12z.html
(最近五年間のデータが見当たりませんでした。。)
幾ら、ゼロ金利+住宅減税で住宅投資を盛り上げたりしても
銀行が碌に貸し出しもせずに、
(確か)自己資本に算入される国債を買うばかりでは。。
まぁ、旧来型の建設公共事業から、ゲノムや、老齢化・世界の人口爆発で危惧される食糧安全保障、
環境投資などへの 財政政策の転換を怠った政府も全く同罪と僕は確信しますが。
あっ、かほさん!僕は決してインテリじゃないです!
ちょっと high society なだけです♪ ←やかましいわ (-_-メ)
では〆