Nicotto Town


よかろうもん♪


ラベル

特別児童という呼び方を何度耳にしたことだろう。
たった8回通った職場の、スタッフ監督係をしているベテラン女史の口から漏れる耳慣れない言葉。

未だに詳しい定義は不明だが、どうやら数名の子供がそう呼ばれているらしい。

人と関る時に、レベルを見極めて対処するのは重要なことだと思う。
もちろん総合的なレベルなんて、神ならぬ身に測れるはずもないのだから
あくまでも部分的なレベルの話。
例えば、この点に関しては相手の方が高いレベルの知識を持っているようだから教えを乞おう。
この件に関しては、自分の経験レベルの方が高そうだからアドバイスできるのではないか?
というように、日常的にレベルを推し量りながら生きている。

子供たちの能力だって均一には伸びない。
横並びは無いということを思えば、教室での一括授業よりも個別の進度を重視する方法は
理にかなっている面も大きいと思っている。

ただ、レベルに合わせた教育現場であるはずの場所で
個人的なラベルを貼るのは、どうなのだろうか?

昨日、特別児童と呼ばれる子供の隣に座っていた。
彼の様子を見ていても、確かに落ち着きは無いが普通の子供だ。
解答状況を覗いてみたら、ムラが激しい。

しばらくして、彼の方から話しかけてきた。
「もう、わからん。俺頭が悪いっちゃん。」
後ろから急に割って入る姉
「本当にバカなんだから、同じ血が流れているなんて考えたくも無いよ。」

家庭でも、特別児童の扱いを受けているのだろうか?
それとも、教室で貼られたラベルを姉が真に受けているのだろうか?

「頭が悪いわけじゃないよ。解けている問題もある。ここで飽きたね?ここは少し落ち着いてた?
 わからないんじゃなくて、したくないだけだよね?」

「うん、ここにいたくない。プリントなんかしたくない。」
「じゃあ、どうして今ここにいるの?」
「行かないと怒られるから。」
「怒られるよりプリントを解く方がマシと思って、来ることを選んだのは自分だよね?」
「うん、でも帰りたい。」
「帰るには、どうすれば良い?」
「しょうがない。やっちゃうか。」
スイッチが入って、そこそこ普通のスピードで殆どミス無く解いてしまう。

どうやら私のお目付け役を担当しているらしいベテラン女史から、尖った声がかかる。
「手を止めないで採点を続けてください。そのプリントが返ってこないと
することが無くて困っているお子さんがいます。」

どうも、私にも「問題スタッフ」のラベルが貼られつつあるようだw

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2010/02/14 16:02
>アナキンさん
少なくとも、ここを去る前に
この子に自信の持ち方のヒントを伝授しておきたいと思っています。
自信の持ち方も人それぞれなので、こうしなさいとは言いませんが
褒めるべき点を多く持っている自分に気づけるようにできればと思っています。
見てると、お友達も多いし、ここでラベルを貼られたことで自信を喪失しなければ
逞しく生きていけそうなタイプですw

>山さん
子供は、大人よりも確実に頭が良いですからね。
彼らに足りないのは経験と体格だけです。
オトナが決めた枠組みの中に閉じ込めるなんて、もったいない話なんです。
ベテランさんはね、たぶん平和主義者なんです。
ピンク女史を怒らせたくない一心なんです。
私も、怒らせる気はありません。
ちょいと誘導させていただくかもしれませんが・・・w

>略してぷっちょさん
はーーーい(^o^)/

>おおくま ねこさん
最近ね、体が角ばってきたような錯覚があるのw
本当にマシン化してます><
ピンク女史がスタッフに求めているのは、作業効率のみなので~w

ラベルを貼るとね、とたんに対処が楽になるんですよ。
なので、人は無意識にラベルを貼り続けて生きています。

だからこそ、心で貼ったラベルも見直しが必要なわけで・・・
見直す前提なら、忙しければラベル貼りも仕方ないケースもあると思います。

ただね、ハッキリ目に見えて耳に聞こえる形でラベルを貼るのは無しですよね。
神ならぬ身に、正しい判断なんてできてるはずもないのだし・・・・
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2010/02/14 15:46
>バケツさん
このシステムをキッカケに出来る子がいれば
それはそれで素晴らしいことです。
たまたま、この方法が体質にあっている子が
喜びや満足と共にキッカケにし
たまたま、受け付けないタイプの子が
苦しんだ経験をキッカケにすれば
それはそれで、正解なのかとこ思っています。

>みっきーーさん
私は身勝手なやつなので、まず染まることはありませんw
ただ、一応オトナなので職場のキマリは守らなきゃいけません。
どのあたりに、突破口を見出すかですよね~^^;

>KINACOちゃま
う~~ん、実はねぇ・・・ここには長居はしないかもしれません。
ただ、この子を始め気になる子は沢山いるんですよね。
だから、決して不快感や反感を残さずに変化をもたらしておきたいなどと
大それた願望を持っていますw

たまたま、正式採用のお電話をいただいた時に(まだ試用期間だったのでw)
スタッフ会議への出席もして欲しいと言われてますので
そこで、控えめな感じで特別児童について詳しくうかがったり(後日の提案のためね)
笑顔の効能について、考えてもらう方向に誘導できたら良いなと思っています。

尊重されることに生き甲斐を感じているお方のようですから
力いっぱい尊重しながら、少し変わっていただいて
子供たちを、結果的に守れたらと思っています。
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2010/02/14 15:24
>KOOLKATさん
困ったことに、基本的には生徒との会話が許されません^^;
ちょっと和やかに言葉を交わすと、即座にダメ出しがw

ピンク女史の理想は、鉛筆が走る音と音読の声以外の音が無い教室です。
子供はひたすら、例題を睨んで類推する「自助努力」によりプリントを説き続け
スタッフは採点を続けて、子供たちに無駄な(w)時間を与えないようにします。
質問を受けたら、応えて良いのは
「どうしてかな?」「どうすれば良い?」の2種類だけw
考えてわからなければ、中央正面に鎮座ましますピンク女史に「自発的に」ヒントをもらいに行くように
促すことしか、してはいけません。
ピンク女史は、組織の大元がプリントと解答集とセットで用意している
第1ヒントから第3ヒントまでを、機械的に与えるだけです。

シンプルで素晴らしい、無敵のシステムです。
ただ・・・教育と呼べるものなのかどうかは、疑問としかw

>みやさん
作業効率こそが最も尊ばれる現場です^^;
彼は、うまく邪魔をかわす力を身につければ結構大成しそうな子ですw

>とっちさん
こえーよw
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2010/02/14 15:06
う~~ん、採点マシンが必要なら「人」じゃなくていいじゃない?
時々手が止まるところに「人」が関わっている意味があるんじゃないのかな?
って感じちゃうよね。

でも「ラベル」はついつい貼っているなぁ~意識的にも無意識にもね。

でもね、時々、自分が貼ったラベルを良い意味で裏切ってくれる現象を見たりすると、それはそれで嬉しかったりもする。
そして新しいラベルを上からまた貼ったりして……
ラベルだらけでなんだか判らなくなってるかも(汗)。

魔女さんのブログに自分を反省なのだ。
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2010/02/14 15:03
>KINACOちゃま
経営者の考え方によるみたいだよ^^;

>香子ちゃん
うん、そうだよねぇ。
群れから外れない、目立たず成績だけ伸ばすってだけじゃ
つまんない人生を歩むことになりそうです。
勘違いの目立ちたがり方は論外ですが、ちょっと毛色が違うのは
大いに喜ぶべき大切な個性です。
自分を表現できなくては、なにも始まりません。
安心して自己表現できる環境は大事だと思っています。

>山鳥さん
経営優先なのはピンク女史の方針ですねw
彼女はたぶん、子供が好きではないのです。
目指しているのは、子供たちの明るい未来ではなく
ご自分の組織内での名声ですからw

ピンク女史のお子さんたちも来てますが、とっても切ない様子です(T_T)
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2010/02/14 13:32
がんばれ魔女さま!!
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2010/02/14 12:05
ベテランさん、いけませんねぇ~。

いるんですよね~
 上から目線だったり、自分の型にはめようとする人。。。

  この子は、とても素敵な子ですよ。

   その子の能力をが伸びるきっかけを作ってあげたいですよね。
       それをできた、西の魔女さんも、素敵です^^
   
    子供は未来の光です!
              宝です! 
       素敵に成長していけるように、接していきたいですよね。

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2010/02/14 08:48
学校でも・・・家でも、「特別児童扱い」の劣等性だったボクは・・・・・・



どうかその子の事を見守ってあげて下さい・・・・

難しいとは思いますが・・・・お願いします・・・・。
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2010/02/14 04:05
ねぇ、ほんとにかわいそう。

小学校のころね、これ話したかなぁ。。。話してたらごめんなさい。。。

ビーカーの水を三等分しなさいって問題があったの。定規で測って分割。
それをね、普通横に線入れて分割するでしょ?
ある男の子は、縦に割ったの。
それをね、先生は咎めたのね。

うちの母にそれ言ったの。
母がね、ちょうど家庭訪問の前の日だったから、先生がいらしたときに
「その子、いい子ですね、水を縦に割る。。。いいじゃないですか。面白い子です」
って言ったのね。
先生も、母と話してる間にね、だんだん変わってきてね、その子への見方が。。。

そういう母は、私大好きでした。

どうか魔女様、救ってあげてください。
きっと魔女様がお辛い目にあう日もありますが、その一言が小さなココロを救う事
いっぱいあると思います。。。
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2010/02/13 20:53
魔女さんは染まらずに
子供達と向かい合って欲しいです
よろしくお願いします。
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2010/02/13 19:48
きっかけなんてなんでもいいんです。
と、思います。
きっかけがあったらいいんです。
と、思いますw
アバター
2010/02/13 18:53
女史こえーな
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2010/02/13 18:41
何もかも効率重視って気に食わんなぁ
以外にこんな子が将来大物なったりするんじゃ?^^
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2010/02/13 17:13
アタシは塾に行ったことがないので、塾って場所がどんなトコロなのか想像もつかないんだけど
学校では足りないかもしれない部分を教えてもらって、成績を伸ばすトコロだと思ってました。
でも、出来ない子を問題視して、改善策を提案してあげたり、軌道修正してあげれないのなら
子供の成績を伸ばすなんて出来ないと思うんだけど・・・。

その子、魔女様に指導してもらってラッキーですよねw
どうして出来なかったのか、を理解出来れば次に繋がると思います。
もし今は理解してなくても、考えるキッカケを与えてもらったハズなんです。
「なんであの時出来たんだろ?」って。
それだけでも彼にとってはスゴイ進歩になると思いますよ。

そうやって、たった数秒の会話や指導に教えられて、それを栄養として育てってゆく。
まさに教育なんですよねぇ。
アバター
2010/02/13 17:08
効率重視なのは
経営が苦しいから?

でも、余裕がないと
人は育たないよね^^

魔女さんのお子さん、上手く才能を伸ばしてもらったんだなぁ
と思うわせるお声かけね
アバター
2010/02/13 16:08
問題ラベル
いいじゃんw
ラベルで選別されるってのは特別な証拠 ヽ(◕∀◕)ノ ワッチョーイ♪
いいにしても悪いにしても 特別なのはよしとしよう!
本人や周りが下に評価さえしなければ 特別なのはすばらしいことと思う
たしかに 世間の中で出遅れたとしても 一つの個性として導けば すっごい才能があったりするんだもん
そのこのスイッチを入れた 魔女さんは、実はすごい才能ありなのかも!!
アバター
2010/02/13 13:50
お商売化してきたね、モンモン式。。。
夜もいっかい来よう。。。



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