Nicotto Town



オススメ書籍は難しい


バレンタインで大分コイン不足になってるのでブログ書きます。
ついでにお部屋アイテムもゲットだ!

……とまあ、そういう理由でしかブログかいてませんねー。
最近読んだ本といえば『光と闇の姉妹』かな。
お奨めで読んだんだけど、あれは面白かったので続編を注文中。
が、同じ方のその前のお奨めだった『フィーヴァー・ドリーム』は微妙なところで肌に合わずだめでした。
うーん、何を持って肌に合うか合わないかというのも難しいね。
ヘタレの美形吸血鬼に感情移入しづらかったのが敗因だとは思うのだけど。
それにしても他人に本を薦めるというのはやっぱり難しいですよ。
あの人はSF・FT方面の人だからそっちのオススメばっかりなんだよね。
私は結局、あんまり現実から遊離しすぎる話はダメみたいで、
ハイファンタジーは『指輪物語』『ゲド戦記』『はてしない物語』ぐらいしか面白いと思ったことがなかったので『光と闇の姉妹』はかなりのめっけものでした。
で、『光と闇の姉妹』の後書きにル・グウィンの発言が書いてあったんだけど、要は現代語に言葉を入れ替えて話が成立するようなFTはダメと。
……ああ、何かわかる気がするなあと思いましたよ。
とすると私がダメなのは現実から遊離しすぎる話というより、現実から遊離しているように見せかけて世界観がいい加減な話ということになる。
現実から遊離しているからダメいうより、物語と世界観が薄っぺらなのが見えちゃうとだめってことだよね。
つまりとってもしっかりした世界観のハイファンタジーだったら大丈夫! ってことですが、そもそもFTがそんなに好きなわけではないのであまりあえて読みたいとは思わない。

ちなみにミステリーの方も薦められると意外と自分の偏食ぶりにびっくりする。
ハードボイルドはだいたいダメ。人殺しもグロも平気だけど、チンピラみたいな悪党は嫌い。
社会の底辺でもがいている人たちも見たくない。
そんななのでピカレスクもだいたいげんなりとして読んでます。
コージーもものによってはダメだ。
大家族モノとかだめなのよ、親戚にふりまわされるのは現実で十分。

結局私はFTに現実感を求めて、ミステリーに現実逃避するという……。
普通に考えると逆なんだけど、意外意外。
まあ、やっぱり本は自分で選んで好きなのを読むのが一番ってこと。
でもきっとまた、どこかで「これオススメ!」と叫びますけどね、ええ。

今は『泥棒は抽象画を描く』を読んでます。
泥棒バーニィシリーズ、序盤はずっと絶版でこれも絶版なんだけど、
アマゾンマーケットプレイスで手に入るので最近は絶版に苦しまずにすんでます。
ちなみに『光と闇の姉妹』も絶版でマーケットプレイス。
続編『白い女神』の注文もマーケットプレイスなんですよ。
……が、これじゃ著者にお金行かないねえ。
それだけがちょっと気になる……。
後ろの方はまだ売ってるみたいなので、私がそこまでたどり着くまでに絶版になりませんように。

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