節分祭
- カテゴリ:日記
- 2010/02/03 23:17:29
今年も節分の季節になりました。
毎年ですが名古屋の一部地域では
「鬼は外」を言いませんw
大須観音の節分際は鬼の面が奉納されている為、鬼が外に出て
暴れないようにと「鬼は外」を言わないと去年のブログに書いてました。
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=26474&aid=1325825
今年はもう一箇所言わない所を書きますw
実は尾張四観音の1つ笠寺観音でも「鬼は外」を言いません。
「鬼は自分の心の陰」と言う事で言わないとかなんとか言われています。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010020390122228.html
ですが本当にそれだけの理由かどうかはなんとなく疑問に思うことも・・・
名古屋の南側、それは名古屋の中でもかなり古い土地。
名古屋の街は清洲越し(1612年)で出来たといわれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B4%B2%E8%B6%8A%E3%81%97
大須観音もこの頃出来たお寺のようです。
ですが名古屋の南側は「名古屋」が出来る前は「あゆち潟」と言われる土地で、
愛知県の名前の由来になった、万葉集等にもその名前が歌われていたりする場所。
笠寺観音はそのあゆち潟に西暦736年頃に建ったお寺と言われています。
そして昔からこの地域のお祭りには他の地域には無い変わったものを祀る風習があります。
それは・・・
猩猩(しょうじょう)です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%A9%E7%8C%A9
猩々は中国で生まれた妖怪で、数百年生きた狒々(ヒヒ)が変化したとか言われている
架空の生き物。
現在はこの猩々、お祭りの時に出てくるのは緑区あたりしかなくなってきて
しまいましたが、私の小さい頃はお祭りになると子供の尻を叩きに来る恐ろしい鬼でした。
お尻を叩かれた子供は風邪を引かないとか言われていて、親が子供の尻を
叩かせようとしたりするのだが、お祭りのときに出てくる猩々は身長2メートル位の
被り物なので、子供にとっては相当怖い鬼なのです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
現在はお尻を叩くのはセクハラだと言う事で、頭をなでると言われていますが・・・
本当は猩々の手は張子で出来ているのに、殴り合いになって壊す人が多いから
大事に扱う様になっただけかもしれませんwww
そんなお祭りが昔からある土地だからでしょうか?
名古屋の南の恵方である笠寺さんは、「鬼は外」と言わなかったりしている気がします。
確かに鬼を祀ったり、鬼を封印したりする神社ってあった気がしますが・・・
ググって調べたけどよくわかりませんですた。 Orz
安倍晴明とか渡辺綱等の京都御所とか羅生門なんかの鬼退治の話が残っている
ので、それを伝える神社なりなんなりが残っていそうな気もするのですが・・・ (^_^;)
赤ベコとかさるぼぼとか、赤いものは天然痘を避けるんでしたっけ?
猩々はナマハゲの様に大人がやるものではないので、作りも甘いし顔も変ですw
よくわかんないけど子供が子供を脅かす中ではかなり怖い部類じゃないのかな?
セクハラ説は後から採ってつけたような話でしたよw
なんと言うか、猩々の手は作り物のハリボテでしたし、キグルミ被るのは小学生の高学年が多いし、
メッチャ壊れまくっていた記憶がありますwww
ご祭神だからもちろん鬼を追い出したりしないんだろうな^^;
猩々、昔は確か疫病を祓う…ということで祀られてたような記憶がありますね。
ナマハゲと同じくらいのインパクトがありそうだw
シリを叩くのがセクハラなら、頭を齧る獅子舞は暴行になるんだろうか?^^;
きっとシリを叩くことに何らかの意義があったんだろうにねえ…ああせちがらい。