Nicotto Town


およよ・れおポン


お金を乗り越える情熱と、ふさわしい報酬

人によっては、興ざめするからやめてくれ、と言うだろう話です。

「 THIS IS IT 」このコンサートツアーは、いったいどのくらいの予算だったのだろうか。そして、その資金を、どんなスポンサーが提供し、どんな金利で銀行が貸し付けたのだろうか。

映画の「 THIS IS IT 」は、製作する以外にない、商業上、必要不可欠なものだった。

そうでなければ、出資した関係者は、一切を捨てることになる。
製作参加者は、給与のいくらかを受け取れないことにもなるだろう。

リハーサル段階で数億円は消費していると見られる「 THIS IS IT 」は、映画として商業的に生き返る必要があったのだ。

映画はヒットし、DVDも好調で、すでに出資金は回収され、純利益を増やしているところだろう。


さて、僕はなんでこんな話を書いたのか。
というと、ようするに、商業的な舞台裏がどんな状況であれ、誰がどんな窮地に陥っていたか、恐ろしい事情があったとしても、それらを乗り越えて、「 THIS IS IT 」というステージがすばらしいショーだったというすばらしさを感じたいのです。

世の中に出回っているどんな商品でも、お金がかかっているし、それは売買によって、自分の手元までやってくる。

資本主義社会の自由経済で生活している以上、良いことも悪いこともお金が絡む。

そんな世の中では、お金に振る舞わされる人間が多く出てくる。

でも、「 THIS IS IT 」は、それらのしがらみを乗り越えて、価値のあるショーに成り得た。

そこに、人の生きる価値があると思う。


マイケルには大きな借金が在ったとも言われている。

僕が買ったBlu-rayの何パーセントがマイケル・ジャクソンの名義になるのかは知らないけれど、僕のお金、何百円かが、マイケルのお金となり、借金が消えるのなら、すばらしいことだと思う。

#日記広場:日記

アバター
2010/02/04 22:38
映画の中に出てくる人たちが、みんな、ステージに立てることを喜んでいた。
自分にとって、本当に大切なものを知っている人は幸せだと思う。
アバター
2010/02/04 12:35
マイケルが自分を一杯のスパゲッティの様な気がすると言った
エピソードを思い出しました。

それでもスターであることをやめはしなかったんですよね。




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