あの日から14年経つのです-1995年1月17日
- カテゴリ:日記
- 2009/01/17 01:01:20
それは低い地鳴りで始まった、午前5時46分52秒。
阪神・淡路大震災
死者:6,437名 行方不明者:3名 負傷者:43,792名
無能なトップに率いられた民衆の悲劇
日本の国に初めて本当のボランティア活動を生んだ大災害。
私は東大阪のオンボロ長屋でこの恐ろしい揺れを体験した。
この前後に、今でも忘れられない、人間の本性を私は見た。
1/31私は友人と2人で救援物資を持って須磨の友人宅へ
片道8時間かけて現場を通り抜けて、通れる道を探して走った。
友人の安否を知るために、そして彼らを何とか元気づけられないかと・・・
震災の一ヶ月後、私はこの惨状を自分の子供達に自分の目で
見させておこうと思い子供を連れて最も被害の大きかった長田区や
菅原市場を見て回り、写真を沢山撮って記録に残した。
あのとき自分に何が出来るのかと問い直し、自らの力の無さを思い知った。
あの藤原紀香さんは、友人を亡くし、その被災地に歌手や、芸人が来て
被災者が元気づけられるのをみて、芸能界で生きようと決意させられたと
語っており、彼女は「今自分に出来ることは、何かを考え」たと言います。
そして、彼女は国連親善大使になりアフガニスタン、東チモールに赴き
写真を撮りニューヨークや日本で写真展を開催2007年には日本赤十字社
の広報特使にもなって、自分の描いた「今自分に出来ること」を実行して
いるのをみて、凄い人だと思った。
昨日16日の朝、ニューヨークで離陸した飛行機がその直後に鳥の群に遭遇
2つのエンジンが同時に止まり、ハドソン川に不時着水して乗員・乗客155人
全員が救助されたという、素敵なニュースを見て、絶体絶命の状況下で
最善の判断で、最高の技術を発揮したこの飛行機の機長は素晴らしい、
そして、目撃した民間のフェリー、運輸会社の従業員が迅速に現場に駆けつ
けて、救助にあたったから、全員救助という奇跡が起こったのです、
人間の素晴らしさ、まだまだ捨てたものじゃない!そう思った日です!
「周りの人」に、「世界の人」に、自分に今できることは何かを考える日
1月17日。
あなたは人々の幸せのために、今何が出来ますか?